★参加者募集★ミニトランス・ジャパン・アルプス・レース事務連絡 ←ここクリック
★参加者募集★ミニトランスジャパンアルプスレース!畑薙ダムから大浜海岸まで ←ここクリック みんな読んでね♫♫【静トレ宣言 ←ここクリック

2019年05月06日

【ランニングの着地方法】その①

「人は走る為に進化している」


そして人の体は、純粋なまでに「ランナー」です。

だからランニングに関する様々な疑問の答えは、「体」が知っています

走り方は「カラダ先生」に聞くのが一番です。

今回のテーマは、「トレランでの転倒と捻挫のリスクを減らす走り方」です。

ケガを防ぐランニングの着地

「シューズの履き方その①」で、足の衝撃分散吸収(トラス機構)について説明しました。

今回は、そのことに関連した体の構造の説明です。ですので、「シューズの履き方その①」を読んでいない方は、先にそちらを読まないと内容が分からないと思います。

あの記事を読んで気づいた方がいるかもしれません。

そうなんですemoji02
カビラJです

人間の足の構造から最もケガのリスクが少なくて体が安定する着地方法が分かります。

【ランニングの着地方法】その①


まず、「踵着地」ですが・・・・・・・・トラス機構も不十分で、しかも不安定なので、有り得ないです。ケガに直結します。

次に「拇趾球着地」(拇趾球を意識した走り方を含む)です。

足全体が地面に接する前に、先に拇趾球に体重を掛けてしまうと、横アーチが機能できずに縦アーチに着地の衝撃が集中してしまい、ケガの原因になります。

膝下が内側に入ってしまう要因にもなります(鵞足炎の原因)

「つま先着地(指からの着地)」もあり得ません。指の骨が折れてしまいます。

そうなると消去法で、小趾球からの着地となってしまいます。

ここでランニングフォームを考える際の大事な考え方が出ます。

踵と拇趾球とつま先着地は、ケガをするので、それ以外の着地がケガのリスクの少ない着地方法です。

わたくしは、シューズの履き方を説明する際でも「正しい履き方」、「正しい走り方」という表現は使わないようにしています。

正しい」と言うのは、何を以って正しいと言うのか曖昧な時があります。

その人が「正しい」と思えばどんなランニングフォームでも正しくなります。「私にはあってる」と思えば合ってることになります。

しかし、やってはいけない体の動作、動かしてはいけない動かし方など、体の構造上「ケガのリスクの高い走り方」は、決まっています

いい走り方は分からない」けど、「ダメな走り方は分かります。

人間の体の構造は、がっかりするぐらい使い方が決まっていて、その使い方から外れて使い続けるとランニングのパフォーマンスは落ちて、さらにケガもします

体格も骨格も人それぞれだから、走り方も人それぞれで自由だ」と言う意見もあります。

しかし、ここで話しているのは、体の構造と機能の話なので「体格」と「体質」と「その人のクセ」の話ではありません。

体格と体質、性別は異なっても人間の体の構造と機能は、全く同じです。関節と靭帯と筋肉は、そこまで自由にさせてくれません。←訂正。「走る時の構造と機能は全く同じです」。骨格は男女で異なりました。

でっ、要するに着地方法は、踵と拇趾球とつま先でなければ、OKemoji02となります。

あえて「小趾球からの着地」とは言いません。

小趾球からの着地になるのか、足がフラットに着地するのか、前足部全体が着地するのか、それはその人の走力と走りの上手さによって決まると思います。

「フラット着地」でも「前足部着地」でもトラス機構は、働きます。

やってはいけないのは「小趾球着地が正しい」からと思って、意識してわざわざ足首を捻るような着地です。

【ランニングの着地方法】その①

逆に捻挫します。特にトレランでは危険になります。

意識しないように意識して、結果的に小趾球着地になってたね172でいいと思います。

フォアフット走法の着地

察しのいい方は、「小趾球着地」と聞いてミッドフット、フォアフット走法(MF走法)を思い浮かべたはずです。

やはりフォアフット走法は正しい走り方だ。とは、ならないです。

【ランニングの着地方法】その①

踵着地の写真です。

MF走法に挑戦している方は、このような踵着地を着地位置は変えずに足首だけを伸ばして前足部から着地するように努力しています。

【ランニングの着地方法】その①

「フラット着地・前足部着地」

踵をなるべく地面に付けないように踏ん張っている方もいます。

【ランニングの着地方法】その①

「踵着けない着地」


その結果、ケガをする人が多く、MF走法を身に付けた方でも最初はフクラハギの痛みやケガに悩まされます。

結局MF走法は、「走力のある人」、「トレーニングによって筋力を着けた人」だけが出来る走法という定義になっています。

着地の方法もカラダ先生が教えてくれます。

足首の構造が分かると、MF走法で怪我をしたり、フクラハギが筋肉痛になる理由が分かると思います。

ダメな着地方法が分かれば、トレランでの捻挫を防ぎ、体が安定する走り方も分かって走りのパフォーマンスは必ず良くなります。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

同じカテゴリー(トレイルランニング)の記事画像
参加者募集‼第85回静トレ交流会【夏のコソ練しませんか。静岡市竜爪山】
参加者募集‼第84回静トレ交流会【富士山原始林・大樹海トレイル】
参加者募集‼第82回交流会【島田市千葉山GR&忘年会】
参加者募集‼第81回静トレ交流会【沼津アルプス・グルメニック】
参加者募集‼静トレ交流会【島田市千葉山ゴールデンルートそして夜会へ】
参加者募集‼第80回静トレ交流会【富士山自然林トレイル】
同じカテゴリー(トレイルランニング)の記事
 急遽開催【忍野高原トレイル】 (2020-07-22 06:40)
 参加者募集‼第85回静トレ交流会【夏のコソ練しませんか。静岡市竜爪山】 (2020-07-14 20:35)
 参加者募集‼第84回静トレ交流会【富士山原始林・大樹海トレイル】 (2020-06-28 15:44)
 参加者募集‼第82回交流会【島田市千葉山GR&忘年会】 (2019-11-27 17:42)
 参加者募集‼第81回静トレ交流会【沼津アルプス・グルメニック】 (2019-11-04 21:43)
 参加者募集‼静トレ交流会【島田市千葉山ゴールデンルートそして夜会へ】 (2019-10-03 20:35)

Posted by 静岡トレイル・ランニング・サークル(静トレ) at 08:05│Comments(0)トレイルランニング静トレマガジン
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
【ランニングの着地方法】その①