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2019年05月03日
みんな見てね♫【ランニングシューズの選び方・履き方・ヒモの結び方】その④
今回は、選んだランニングシューズをお店で試し履きです㊗
「ランニングシューズの選び方その③」の記事の中で、ダメなシューズは見て触れば大体分かると書きました。
でも、「いいシューズは履かなければ分からない」です。
実際に足に合うのか、機能的なのかは、履いてみないと分かりません。
試し履きは、シューズ選びの重要な最後の儀式です。試し履きにもコツが、あります
今までのシューズの選び方の記事の内容を踏まえて、試し履きです
まず、最初に心構えから。
【シューズは、目的と機能で選ぶ】
試し履きをする前に、この言葉を必ず思い出して下さい
今から履くシューズは、「走りやすいかどうか」を試します。
「履きやすい」、「足が楽」、「快適」ではありません。
これらは、あくまでも走りやすいを踏まえた上での「どちらのシューズにするか」という優劣の付け方であって、ランニングの目的でも機能でもありません。
「ランニングにあっている」シューズを探しにお店に来ています。
「履きやすい」を基準にして選ぶとランニングシューズを買いに行く時間も、自分の足のサイズを図る時間も、試し方も全部変わってきてしまいます。
ですので、「ウォーキング」の時のシューズ選びは、「歩きやすい」という感覚。
映画館で映画を見る際のシューズは、「リラックスできる」という感覚でもってシューズを選ぶことになります。
目的が分かると、シューズを買いに行く時間も決まります。
午前中という事になります
足のサイズを図るもの午前中になります。
むくんでいない本来の足の大きさに合わせて試し履きを行います。
今までの記事で説明したように、むくみは、体内で余分になった水分や老廃物が血管やリンパで回収されずに残ったものです。病的なむくみや足の炎症による腫れは、違いますよ。
ただそれだけの現象でしかなく、ジャストサイズのシューズを履いたからと言って、足がむくんでシューズに圧迫されて、血流が悪くなることはありません。血流が悪いことがむくみの原因です。
むくみを前提にシューズを合わせれば、サイズは必ずオーバーサイズになります。
むくみをむくませれば、むくむだけむくむので、むっくりさせない事が、むくみ予防になります。
では、サイズを図ります。
足の長さだけでなく、足囲もはかります
シューズの試し履き用のイス(低いイス)に腰をかけて、足に軽く体重をかけた状態で、測ります。
立った状態では、足が縦と横にも広がるので正しくサイズが図れません。
自分で測ろうとすると、前かがみになって、足に体重が乗ってしまうので、誰かに図ってもらう方がいいと思います。
足の長さは、踵から指の一番長い所で図ります(緑の線が足長)。
親指よりも人差し指が長い人もいます。長い方の指に合わせてはかります。
足囲は、拇趾球と小趾球を測ります(青い線の足囲)。
履き方は、「シューズの選び方その②」の通りに基本通り結んで下さい。ただ、売り物なのでちょっと気が引けてしまうかもしれませんが・・・・
靴下も普段履いているランニングソックスを履いていきます。厚手の靴下だとサイズがずれるので、スタンダードな靴下を履いていきます。
つま先に「捨て寸」と言いう1~1.5センチの隙間があるか確認して下さい。
足の幅が合っていても、捨て寸が1センチくらいは無いと、シューズで指が押し曲げられます。
その場合は、ワンサイズ大きくして、ワンサイズ幅の狭いシューズにします。幅に関しては無いことが多いので、取り寄せるしかないと思います。
足長は、指の先端の長さに合わせて測ると書きましたが、人差し指が親指よりも長い方は、人差し指の長さに合わせてシューズを探すと恐らく幅が合わなくなります。
この場合も、ワンサイズ大きくして、ワンサイズ幅の狭いシューズにするか、ちょっと悩むところです。
親指がシューズに当たるなら絶対ダメですけど、人差し指ならちょっとくらいならいいかな~と思ってしまいます。
必ず両方の足とも履いてください。
下を見ずに真っすぐ前を向来ます。
シューズが気になるので、どうしても下を向いてしまいます。
すると頭と体が前かがみになり、前足部に体重がかかり履いた感じが「実際の走る時の感覚」とズレてしまいます。
体重を掛けたところで、踵と前足部が密着しているか確認して下さい。
「走りやすさ」の確認なので、店内をいつもの練習ペースで走ります。
大会本番用のシューズなら、大会本番のペースで店内を走ります。
そうするととても恥ずかしい気持ちになります。
それが羞恥心です。
店員さんが驚いて追いかけてくるかもしれません。
「ごめんなさい」とすみやかに伝えるとよいでしょう。
シューズのサイズ合わせは、実際には走って試せないので、いつも悩みます。
わたくしは、悩むときは必ず、先に小さいサイズにして試します。あえて大きなサイズは試さないようにしています。
トレランシューズの試し履きは難しいです。
例えばこのようなシューズの試し履きですが。
頑丈に作られていて、靴底も堅めです。
このようなシューズは、固い感じがして履きにくく、他の履きやすいシューズを選んでしまうかもしれません。
でもトレイルを実際に走ったら、実はこっちの方が良かったなんてことも十分にあります。
トレランの際に足にかかる複雑で強い力は、実際に履いて試さないと分からないと思います。
上手く走れる方は、何とかなるものですが、初心者の方はサポート機能を優先にした方がいいかもしれません。
その分、重くて、固い履き心地になるかもですが。
余談ですが・・・・
こんなシューズも売っているんですね。
ベアフットランニング用ではないようですよ。
ちょっと興味あります
ちゃんと固定できるようですし。
【シューズの履き方は、足の専門家に聞く】
さて、シリーズでご紹介したシューズの履き方。
初めて聞いた方がほとんどだと思います。内容もにわかには信じられないと思います。
雑誌やランニング本やネットなどで説明されているランニングシューズの履き方とは、だいぶ違うはずです。
「シューズを足に密着させる」という解説はありますが、結構あいまいな表現が多くて「どこのヒモをどれくらいのテンションで結ぶ」かまでは、よく分からないことがあります。
特に「爪下血腫」と「足の甲の痛み」を防ぐシューズ選び方やヒモの結び方では、「大きなサイズを選びましょう」、「ヒモを緩めましょう」と言う説明がほとんどです。
シューズのサイズが小さいことも原因ですが、そもそも小さいシューズって履くの大変ですよ。買うとき気づきますよ。
「シューズの選び方その②」で説明した履き方を、ネットではっきり言っている記事を探したところ一名いました。探せばもっといるかもですが。
しかしブログの内容から察するに、やはり周囲から信用されていないようでした。
この方法は、かなり少数派です
通常、我々ランナーがシューズの履き方を調べるのは、有名ランナーやランニングシューズショップの店員の方の解説だと思います。
しかしながら、それらの方々は、「元マラソンランナー」や「ランニングシューズの専門家」であって「足の専門家」ではないのです。
シューズは、足に合わせて履くものです。足に詳しくなければ、足の機能を守りながらシューズを合わせることは、かなり難しいです。
足の機能不全の症状と原因と予防法を知れば、シューズの履き方は、おのずと変わるはずです。
ですので日本一長いシューズの履き方の説明になりましたが、ちゃんと因果関係を知ってもらって、納得してもらえるように記事を書きました。
この履き方は、もちろんわたくしのオリジナルの技ではありません。人から教えてもらって覚えた技です。
その教えてくれた方は、足の機能構造にとても詳しく、シューズにも詳しく、ランニング、トレランにも精通している方です。
そういう方でなければ、この方法に気づきませんし、自信を持って人に教えられないと思います。
わたくしは、この技を教えてくれた方の名前を一切誰にも伝えていません。
自分の技として言っています
「この履き方は、〇〇〇さんが教えてくれたから、間違いがないよ」とは言わず、あくまでも自分が考案した技だとサークルのメンバーには伝えています。
そうすることによって、「どう?オレッて凄いでしょ」とさりげなくPRしてます
【ランニングと膝】SSC機能その①
【ランニングと膝】膝のランニング機能その②
【ランニングと膝】膝のランニング機能その①
【ランニングと膝】膝の構造についてその②
【ランニングと膝】膝の構造についてその①
【相馬剛に教えてもらった】後編
【ランニングと膝】膝のランニング機能その②
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Posted by 静岡トレイル・ランニング・サークル(静トレ) at 19:28│Comments(0)
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