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2019年08月01日
参加者募集‼【MGCをみんなで観よう❢】駿府公園ランステカフェ
MGC
マラソン・グランド・チャンピオン・シップ
日本最強のマラソンランナーは誰か

かつてない程の豪華メンバーによるオリンピック代表選考会

この歴史的なマラソンイベントをみんなで集まってを観戦しよう㊗
駿府公園ほとりにあるRUNステーション『ラン&リフレッシュ』には50インチの大型テレビがあります。
店内には、20名が十分に入れるカフェスペースがあります。
まさにMGCそして東京オリンピック・マラソンを観るには、うってつけの場所です

朝練をして、さっぱりしてからMGCを観よう


*開催日 令和元年9月15日(日曜日)
*集合時間
・朝練集合時間7:15
【お願い】朝早く集合して、ランステを利用して練習を10キロ程やる予定です。そうしないとただではMGCが観れないので。
遠方の方は、電車等の時間が無くて間に合わないと思います。その場合は、その分お店のドリンクやビールを買ってください。地ビールが売ってます。この地ビールは美味しいです。
・一次会 MGCスタート時間 男子スタート8:50 女子スタート9:10
・二次会 駿府城公園内『おでんや おばちゃん』 12:00 ビールやサワーなど結構売ってます。おでんが旨い

*集合場所 【駿府公園ラン・アンド・リフレッシュ】 ←ここクリックで地図
【ラン・アンド・リフレッシュ】ホームページ ←ここクリック
*解散時間 不明
*参加費 施設利用料と飲食代各自実費
2019年08月01日
参加者募集‼【女性の為のランニングエクササイズ練習会】※男性も参加OK
夏です


熱い時に、無理して走っても体を壊します

こんな時は無理して走らずエクササイズで、ケガをしにくい体を作るのが効率的です。
本格的なランニングシーズンに向けてランニングの超基本練習をやってみませんか

『女性の為ランニングエクササイズ』に挑戦してみましょう㊗
女性と男性では、走り方が異なります(本当は同じです)。
ケガの種類もケガのしやすさも異なります。
なので男性と女性では、ランニングの準備運動や体の動かし方を変えなければなりません。
そこで女性の為のランニングエクササイズと言うものがあります。
女性には女性に合った柔軟体操と準備運動と筋トレが必要です。
身体と筋肉の超基本(基本ではあるけれどハイレベルな内容です)を学んで、ケガを治したり、ケガを未然に防いだりしましょう。
※男性の参加ももちろんOKです。
練習会の内容が女性の為であって、女性限定と言う意味ではありません。但し男性は参加しても意味がない可能性があります。
*開催日 令和元年8月18日(日曜日)
*集合時間 8:00
*集合場所 【島田市大井川河川敷・大井川緑地公園運動広場・リバティコース】 ← 詳細はここクリック
*解散時間 11:30(目安)
*参加対象者
・ランニングをやってみようと思っている方。
・ランニング初心者。
・ランニングでケガをしてしまう方。
*参加資格
・『静トレ拾五箇条』を守れる方。パソコンの画面の左側、スマートフォンでは画面下に記載されています。静トレの魂です

*コース概要・練習内容
・練習会はシューズを脱いで行います。裸足かソックスでエクササイズを行います。
・簡単な腿上げ動作などがあります。
・筋肉の機能と構造に基づいた柔軟体操。
・アライメントとニュートラルポジションについて。
・ケガの仕組みについて。腸脛靭帯炎、鵞足炎、足底筋膜炎、シンスプリント、足首の痛みなど。
・ケガをしてしまう人の特徴と走り方。
・ケガしない為のエクササイズ。
・ランニングでウエストを引き締めて、脚が太くならない方法。
・夏場なので、走るのは2キロ程度です。
・コースは、信号機、一旦停止などありません。
・途中、水道お手洗いもあります。
*参加費:無料。静岡トレイル・ランニング・サークルの定期交流会です。
*申込方法:メールにてお申し込み下さい。
・メール送信先 tomywanchan@gmail.com 水野宛
・メールに下記内容を記入して送信してください。
・氏名(フルネーム)、携帯電話番号またはメールアドレス。
・事前申込みしていない方でも当日飛入り参加可能。但し、飛入り参加の方は事前に参加が把握出来ない為、集合時間に遅れた場合は先に移動している可能性があります。
・お問合せ。ご質問も水野迄メールして下さい。
【注意】水野あてのメールが届いていない事例が数件発生しています。
初参加の方への返信は必ず行っています。初参加の方で24時間経過しても、主催者からの返信が無ければお手数ではありますが、ブログのコメント欄へ記入をお願いします。
【必須持ち物】
・腿上げなどが出来る格好。
・持っている方は、加圧タイツではなくて、普通のスポーツ用のタイツ。ランニング用の加圧タイツは動きを邪魔してしまうので、普通のタイツの方がいいです。
・飲料。晴れると気温が上昇します。飲料無しでの参加は出来ません。
飲料は、各自がスタート地点で補給しますので、携行する必要はありません。
練習会のスタート地点に水道があります。
・塩分&ミネラル
*事務連絡と注意事項で~す

・必須アイテムは安全に関わる事なので必ず持って来て下さい。
・飲料等を手に持って走るのは禁止です。転倒などのアクシデントに備える為です。
・帽子やサングラスなどの日よけ対策は各自行ってください。
・重要 → 静トレでは、参加者メンバーをニックネームで呼び合っています。参加される方は、ニックネーム考えてね

・当日は、朝食をとって参加して下さい。
・体調管理に留意にして下さい。前日の深酒は、やめましょう。
・散歩されている方がいます。『静トレ15箇条』を守って、歩行者に常に道を譲って下さい。

2019年07月28日
【相馬剛に教えてもらった】中編
トレランツアーの後、早速相馬剛選手に教えてもらった走り方の練習です。

まず、「着地と重心移動と蹴る」を同時にやってみる。
うーーーーん・・・・・。
体が動かない。脚が動かない

そもそも着地と重心移動と蹴るを、どうやっていいかよくわからない。
今までと全然違う体の動かし方なので、脚が前に出ないのです。
100mほど進んだところで、立ち止まり、考える・・・・・・・・。
相馬選手がやっていた熱い地面の上をアチッ!アチッ!と言うような感覚で素早く脚を交互に動かす。
その場で足踏みみたいな感じになる。
そのまま走ってみる・・・・・・・・・やっぱり出来ない。
どうしても蹴ってしまう。蹴ってしまうので脚の戻りが遅い。
また立ち止まって、アチッ!アチッ!と足踏みをやる。
走ってみる・・・・・・・出来ない・・・・・・


その日は、5キロも走れず、練習を終えました。でも1時間以上は練習していました。
全然、走れない。進めない。
同じような事を2週間以上続けていたと思います。
この時、わたくしは既にサブスリーランナーでした。
普段の練習は、1㎞4分30秒ペースで走るのが基本で、週末は30㎞走をやっていました。
それが5㎞走るのに1時間以上

歩くのと変わらないペースです。立ち止まっては、考え込んで、アチッ!アチッ!とやってみて、また少し走る。
サブスリーランナーは、ランニングの上級者と言ってもいいと思います。
それなりに練習をして、それなりにランニングフォームも学んで。
わたくしもランニングの本やDVDやランニング番組を観てしっかり学びました。
肩甲骨を意識して腕をしっかり引く。
前傾姿勢で前に倒れ込む力で走る。
目線はやや下の方、身長の1.5倍~2倍くらい先の地面を見る。
拇趾球で着地して拇趾球で蹴る。
腰高で走る。
頭から糸で引っ張られるような感覚で走る。
ランニングフォームには、こだわりがあって、自信もありました。
それがランニングフォームを変えたら、全く走れない

2週間たっても、3週間たっても走れない。
普通のサブスリーランナーなら、絶対にやらないです、こんな事は。
だって既にサブスリーで走れるわけですし、自分のフォームが完全に出来上がっているわけです。
フォームを改造する理由がないのですから。
普通の人なら「このフォームは、走りにくい。この走り方は相馬剛だから出来るだけだ。」とか。
「走りにくい。この走り方は間違っている。」とか。
「そもそも人間は、骨格も体格も人それぞれなんだから、走り方も人それぞれで、自分の走りやすい走り方でいいんだ。」となってフォーム改造をあきらめるはずです。
この時の、わたくしは異常でした。
楽しくて仕方がない♫笑みが止まらない

ランニングの練習がこんなに楽しいなんて知らなかった。
「あの相馬剛に教えてもらった。相馬剛と同じ走りがしたい。」
「俺は今、理想のランニングフォームにチャレンジしているんだ

頭の中は、そんなことで一杯でした。
走りにくいとか、出来ないとか、難しいとか、そんな事、全く考えていませんでした。
相馬剛が教えてくれたんだから、これが真実の、本当の走り方だ。
そこに何の疑問も迷いもありませんでした。
出来ないなんてことはこれっぽっちも考えていませんでした。
ウキウキしながら、ワクワクしながら、一人で道端でアチッ!アチッ!の練習を続けていました。
「そうか!脚の戻りが遅いんだ!蹴るから遅くなるんだ。蹴らなければ、脚を早く前に戻せて重心移動も早くなって、着地と蹴るを同じ動作にできる。」
「違う。どうしても蹴ってしまうのは、腕を後ろに引くからだ。力みにもなるし。腕は、肩甲骨を意識して引かない方がいいんだ。」
「腕を伸ばして振ると、反応が遅れて、脚とのタイミングがずれる。腕は伸ばさず、曲げた方が、脚とのタイミングが合わせやすくなる。」
「脚を早く前に戻すには、手を前で振ればいいんだ。」
「目線が下だと、アゴを引いたような姿勢になる。これだと腕が前に出にくい。目線は真っすぐ前をみよう。」
「骨盤を前傾にして、前傾姿勢を意識すると着地がしにくい。重心を体の真下に誘導したいのに、前傾姿勢で走ると脚が前に行き過ぎる。これでは着地が不安定だ。前傾姿勢は意識しないようにしよう。」
「母指球を意識すると、どうしても蹴ってしまう。母指球は意識しないようにしよう。」
最初は、全く動かない手足でしたが、小さな気付きを積み重ねて、少しづつ着実に走れるようになっていきました。
【その瞬間は突然やってきた】
急に体が前に進むような感覚に

体が軽くて弾むような、勝手に進んでしまうような感覚に

オッ!なんだこれ

いつもこの感覚を再現して走れるわけではなかったですけど、練習を重ねるうちに徐々に体が軽く感じる機会が増えてきました。
この頃になると、脚の調子も良くなってきました。
わたくしは、重度の鵞足炎(膝の内側の痛み。腸脛靭帯炎とは兄弟関係になります。)と足底腱膜炎患者です。
普通の人は、走り始めて長い距離を走ると膝が痛くなるものですが、わたくしは常に最初から膝が痛かったです。
膝を冷やして、揉んで、ストレッチして。
足底腱膜炎もかなり深刻で、トレランをやり始めてから重症化しました。
朝起きると歩くどころが、足を床に着けることも出来ないくらいに痛い!
膝と同じように冷やして、揉んで、ストレッチして。
痛みが軽くなっても、油断すると再発をして。
相馬剛に教えてもらう前にはトレランを辞めるつもりでした。
捻挫も連発するし、とにかくケガが多くて。ロードだけにしようと思ってました。
そんなわたくしでしたが、気が付けばどこも痛くない

長い距離を走っても、スピード練習をしてみても、どこも痛くない。
フォーム改造の間は、トレランは一切やっていませんでした。
フォーム改造に夢中になっていたので、トレランを後回しにしていたのです。
いつもの高根山(藤枝市)へ。
あれ❓登れる。
わたくしは、登りが超苦手です。とにかく登りが遅くてトレラン大会でも全く勝負にならないのです。
登りで散々抜かされて、ゴール前の最後のロードで抜き返すというランナーです(これではトレイルランナーじゃないじゃん)。
それが登りでも走れる。速くはないけど、歩かず走れる。凄い!
そうかフォーム改造で、重心を早く前に移動させる癖がついたんだ。
だからトレイルの登りも重心移動をスームズに出来る。蹴って登らないから、その分脚の負担が減って走れるんだ。
フォーム改造が身についてきたある日、ふとシューズの裏を見ると、シューズが今までと全く違う削れ方に!

なんだこれは!やってしまった!フォーム改造に失敗したかも!
最初、本当にそう思いました。
相馬剛は、フォアフット走法や前足部着地の事は一切話していませんでした。
踵着地をするな、とも言っていません。
今までのわたくしのシューズの削れ方は、踵と拇趾球が削れていました。それが正しい削れ方だと思っていました。
この頃のわたくしは、フォアフット走法は、踵を着けずに前足部で走るものと思っていました。
まだネット上でもフォアフット走法に関する情報は少なく、シューズの裏がどのように削れるかも知られていませんでした。
その日一日動揺していましたが、よくよく考えると、足のどこから着地するなんてことは、まったく気にしていなかったし、分からなかったし。
ケガも減ったし、登りも登れるし、体も軽く感じる様になって、スピードも出せるようになったし・・・・・・。
他にも体の変化がありました。
長い距離の練習やトレランをやると足首に痛みがありましたが、ほぼなくなりました。
フクラハギの筋肉痛や張りは格段に減りました。
太ももの前(大腿四頭筋)の疲労感も少なくなって、膝が楽になりました。
かといって走力が落ちているわけではなく、むしろ速くなってました。かわりにお尻の大臀筋に筋肉が付いているが分かりました。
フォームを変えていいことばかりなんだから、気にすることはないか。
【2014年7月26日】
フォーム改造を始めてから半年以上が過ぎていました。
体が軽くなってどんどん前に進むような感覚も、頻繁に出来るようになりました。
「とうとう俺は、理想のフォームを身に付けたんだ!!凄い!凄いぞ!!」
浮かれてました

トレイルの登りも走れるし、下りでも体が安定するようになって、疲れずに走れるようになっていました。
再発を繰り返した足底腱膜炎も鵞足炎も全く感じなくなっていました。
浮かれて走って、家に帰ると、ランナー友達からメールが。
「相馬さんなんだけど。この記事ヤバくないか?」
そこには相馬さんの事を伝える記事が・・・・。
晩御飯を食べるのも忘れて、慌ててネットを検索。
「これは、絶望的なのか・・・?」
2019年07月25日
【相馬剛に教えてもらった】前編
最近、急に走り方の記事が増えて驚いたかもしれません。
しかもかなりマニアックだし。
なんで急にこんな記事を書いているのか。
これはわたくしの結果報告です。
あなた一人、唯一人への結果報告・・・・・。
あなたへの私の素直な感謝の気持ちです・・・・・。
あなたが、あの日教えてくれた走り方を大切に、忠実にやり続けた人間がいる事を・・・・・。
あなたが、あの日教えてくれたことを、ひたすら追求している人間がいることを・・・・・。
あなたの教えてくれたことが、どれほど私を救ってくれたことか・・・・・。
あなたの教えてくれたことが、どれほど素晴らしいものか・・・・・。
そしてあなたが教えてくれた事の本当の意味を理解し、分かった今、それを残しておきたい・・・・・。
あの日、見えなくなったあなたの後ろ姿を追いかけ続けている人間がいる事を・・・・・。
2013年12月21日、とあるトレイルランニングイベントに参加しました。
山梨県本栖湖周辺の竜ヶ岳やパノラマ台、青木ヶ原樹海のトレイルを走る一泊二日のトレランイベントでした。
ツアー名は「クリスマスハッピートレイル」。
ビギナーコースとロングコースの二つが用意されていて、トレイルガイドが石川弘樹選手。
富士の麓の素晴らしいコースを一泊二日に渡りプロトレイルランナーと走れるので、ツアーはすぐに申込みで一杯になりました。
急いで申し込んで何とかロングコースツアーに参加できることになりました。
本当は、ビギナーコースに参加したかったんです。
なんでかっていうと、そっちの方が女子が多かったからです。
このトレランツアーへの参加目的は120%出逢い目的(婚活?)でした。
トレランなんか、どーでもよかったのです。
ロングコースだと、女子は少ないはずですし、女子がいたとしても本格派の女子でちょっと近寄りがたいですし・・・・。
でも一泊二日のイベントなので、宿泊先での交流会もあったのでチャンスはあると判断し、気合い入れて参加しました。
河口湖の集合場所から、トレイルのスタート地点である朝霧高原道の駅までマイクロバスで移動です。
ビギナーコース組とは、集合場所から完全に別行動です。
ビギナーコース組は、予想通り女子が半分以上で、石川弘樹選手は、ビギナーコースのガイド役になっていました。
初めて会う石川弘樹選手は、爽やかでした。
笑顔の時に、前歯が朝日でキラッと輝いてました。
ロング組は、女子は全体2割。しかも独身らしき女子は、2人くらいです。
ロング組には、特にプロ選手のガイドが付くわけでもなく、単なる逞しい男たちの集団と言った感じです。
と言うわけで、トレラン自体は、完全な消化試合、やっつけ仕事だと思ってやる気なしです

メインは、あくまで宿泊先でのレクリエーションだ、と狙いを定めていました(テッパンのネタも用意してありました)

スタート地点に着いたら、我々を待つ人影が。誰だ❓
そしてスタッフの方が、
「本日、急遽、ビッグゲストがトレイルガイドをしてくれることになりました。相馬剛選手と大石由美子選手です。」
なんだと


あの相馬剛



つい最近、プロに転向したばかりの最強トレイルランナーの一人。
アマチュア時代から他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけ、日本で最もハイレベルなトレイル大会である、あのハセツネで2回優勝。
信越五岳トレイルランニングレースでは3連覇と言う偉業を成し遂げた

その彼の強さから「天才悪魔」、「漆黒のランナー」とまで呼ばれるほどの人物。
相馬剛選手と大石由美子選手は、別のトレランイベントに参加予定だったのですが、その週に降った季節外れの大雪のせいで、そのトレランイベントが中止となったそうです。
このトレランツアーの主催者が相馬剛選手と懇意で会ったことから、「スケジュールが空いたなら手伝ってよ。」と頼まれて、急遽参加してくれたそうです。
なんと、これは

わたくしのやる気が一気にMaxパワーになりました㊗。
相馬剛選手の走りを間近に見て、トレランテクニックを学ぶチャンス

そしてトレイルツアーがスタートです。
ロング組の人数は30名ほど。先頭と最後尾では結構離れます。
列の後ろの方を走っては、相馬選手の動きを見る事は出来ません。前に行かなければ・・・・。
しかしやる気とは裏腹に、わたくしは列の後ろの方にいました。
あまり最初からガツガツいくと、周りの人にも嫌われるし、相馬選手にも嫌がられるだろうし。
それともう一つ理由があって、なかなか前に行けなかったのです。
相馬剛は「怖い」

アマチュア時代からの逸話を知っていたので、近寄り難かったのです。
わたくしの知合いの女性が、相馬選手のファン(相馬選手は男前で女子に人気があります)で、トレラン大会に参加していた相馬選手に記念写真をお願いして一緒に写真を撮ったそうです。
ファンの人との写真撮影なら普通は笑顔で何かしらのポーズをするものですが、相馬選手は、完全な無表情・・・・・

一切笑わない、何の愛想も無し・・・・・・・


さらに何のポーズもとらず、ただ突っ立って撮影・・・・・



その記念撮影をしたおじさんは「相馬さんって怖いな~」とその時の感想を教えてくれました。
第一回ウルトラ・トレイル・マウント・フジ(UTMF)では相馬選手と奥宮選手とのスタート直前の会話を噂で聞きました。
奥宮選手(プロ)「相馬君、いよいよスタートだね。お互い頑張ろう!」
相馬選手(当時アマチュア)「はぁ~?これから戦いが始まるんだよ。何言ってんの。」
奥宮選手「・・・・・・・・・・・・・・」
スタート前から険悪なムード。
そして日本最大のトレイル大会がスタート。

<NHKBS放送のUTMFドキュメンタリー番組より>
奥宮選手は、フレンドリーに接したのに不作法で返した相馬選手を、後ろから煽り、プレッシャーをかける。

近すぎる二人。

近すぎる!完全に煽ってます。
相馬選手も一歩も引かず、大会そっちのけで喧嘩バトル。
あくまで噂です。
そんな話をいくつも聞いていたので、わたくしは近くに寄れなかったのです。
もの凄く話しかけたいし、質問したいし、教えてほしい・・・・・・しかしどうしたものか。
わたくしの内心とは関係なく、トレイルツアーは淡々と進んでいきます。もうすぐ半分の地点です。
このままでは、何もせずに終わってしまう。
とにかく前に行って、取りあえず相馬剛選手の近くで走ろう。
会話が出来なくても、あの人の走りから何かを学べるはずだ。
意を決して、列の前の方に少しずつ移動して、先頭から3~4番目くらいまで移動して、常に相馬選手の近くにポジションをとるようにしました。
ほのぼのツアーも後半に入ったところで相馬選手が「少し本気で走ってみましょうか」の一言。
ムムッ


相馬選手は、それまでと明らかに違うスピードでトレイルを駆けていく。
わたくしは、相馬選手の後ろを走る。
相馬選手は、当然早い。これでもかなり手加減して走ってくれているのだと思う。
走り始めてすぐに相馬選手とわたくしだけになりました。
目の前を相馬選手が走る。
む


あんな走り方見たことないぞ

相馬選手の体がバネのように弾みながら、ポンポンとリズムよくスムーズに流れるように、進んでいく。
それに比べ、わたくしの走りは、バタバタしながら動きに余裕が無く、無駄が多いような感じ。
相馬選手の動きは、速いとか遅いとかのレベルではなく、今まで見たことが無い動きでした。
走りながら、頭の中はパニックです。
なんだアレは❓なんの動きだ❓どうやっているんだ❓
しばらく行ったところで、相馬選手が止まり、後ろの参加者を待ちます。
わたくしは、興奮してすぐに質問しました。
ついさっきまで怖くて話しかけづらい、なんて感情はどっかに行っていました。
「相馬さん、なんですか


相馬選手「あ、アレね。」
そしたら何人かの参加者がすぐに合流しました。
他の参加者にも説明するような感じで話してくれます。
相馬選手「普通の走り方は、着地と重心移動と蹴るという流れで走るんだけど、それだと反応が遅れるんだよ。」
「だから重心移動を出来るだけ早くやるんだよ。普通の走り方は、脚だけ前に出して体が後ろになっている。着地してから体を移動させている。」
「この動きだと着地の時に脚の位置と体の位置がズレて不安定になるんだよ。だから出来るだけ脚を早く前に戻して重心を前に持ってくるんだ。」
実際に動きをしながら教えてくれます。
「例えばだけど、地面が熱く焼けていて、その地面を走ると熱くて、アチッ、アチッ、アチッと脚を交互に素早く動かすような感覚かな。」
そう言って、地面が熱い感じで走ってくれます。
「理想の走り方と言いうのは、着地と重心移動と蹴るを分けて行うのではなくて、同時に行うんだよ。着地、重心移動、蹴りを同時に行うんだよ。」
「別の言い方をすると、着地する前には重心移動が終わっていて、着地と蹴る動作が同じ動きになる。」
「もしこの動きをトレイルの登りでも出来たら、最高だよね。」
わたしは、頭が爆発しそうなほど、興奮していました。
多分まばたきも忘れていたと思います。
他の参加者は、単にプロトレイルランナーが走り方を教えてくれている、という当たり前の光景だったかもしれません。
しかしわたくしだけが、相馬剛のあの動きを見ていたので、その言葉の重みと価値が全く全然違いました。
これはとんでもなく大事な事を聞いている。
大変な事を教えてもらっている。そんな感覚で聞いていまいた。
この事をきっかけに、その日のトレランツアーは相馬選手にべったりくっついて質問攻めでした。
しかし、意外なことに「怖い、無口」の相馬選手のイメージと全く異なり、質問にも丁寧に全部答えてくれて、トレランの様々なテクニックも教えてくれました。
相馬選手「トレランの下りは休む所なんだよ。下りは集中力を使わないように余裕を持って走るんだ。登りは誰だって心拍数が上がって苦しくなる。その状態で下りを攻めると呼吸が続かなくなってしまう。人間は集中し過ぎると呼吸を忘れてしまう。下りを集中力を使って走ると呼吸を忘れてしまうんだ。そうなると後半一気にペースが落ちる。下りは、集中し過ぎないように走るんだ。」
相馬選手「下りで呼吸を忘れないようにする為には、あえて喋るのもテクニックだよ。喋るって事は、呼吸する事だから。下りでは集中し過ぎないように叫ぶのもテクニックだよ。」
そう言って下りで「ヒャッホーー

わたくしも同じように叫ぶ

相馬選手は、下りの急カーブで大きくジャンプして壁を三角蹴りの様な動きをして急カーブを減速なしで走り抜ける。凄い

そして下りが終わったところで、雪に頭からダイブ❢ドサッ❢❢
わたくしも雪にダイブ

他にも登りの歩き方や腕の使い方など、色々教えてくれました。
相馬選手は最初のイメージと全然違う人でした。
色々教えてくれて、喋ってくれて、雪にダイブしたりしてひょうきんで。
トレランツアーの初日が終わり、相馬選手と大石由美子選手とは、ここでお別れです。
これ程充実したトレイルツアーは現在に至るまでありません。最高でした。
もう当初の女子目的は、完全に忘れてしまいました。
わたくしの計画では、宿泊先でのレクリエーションで女の子と仲良くなる段取りでしたが、昼間のトレランで興奮しすぎて疲れて、もう女の子と喋るのが面倒くさくなって、無口な男子キャラに徹しました。
2019年07月22日
『フォアフット走法とは』後編
今回は、フォアフット走法の脚の動かし方が日本人と異なる点についてです。
NHKスペシャル「ミラクルボティー」の中で、マカウ選手が着地の直前で脚の「振り戻し動作」をしていることを取りあげています。

この振り戻し動作は、フォアフット走法の特徴の一つです。
ケニア人選手の多くがこの動きをしています。
NHKスペシャルでは、この動きが着地衝撃を減らしているという分析を行っていました。
日本人の着地は、進行方向に対して足をそのまま前に出して着地している。
その為、地面との速度差が大きく足が「地面とぶつかる着地」と解説しています。
一方、ケニア人は「振り戻し動作」によって地面との速度差が小さくなり、着地衝撃が減るという説明です。

では、この僅かな動きによってマカウ選手の着地衝撃が山本よりも39㎏も減るのでしょうか?
さらに言うと、着地衝撃が減ると速く走れるのでしょうか?
着地衝撃が減ることと「速く走れる」ことは、必ずしもイコールにはならないと思います(筋疲労は減るので持久力は向上するはず)。
着地によるブレーキが減るから速く走れるという事でしょうか?
そして筋力比較の記事で述べたように、ケニア人が日本人よりも股関節の力が1.7倍も強い力を発生させている説明にもならないです。
つまり「脚の振り戻し動作」には、着地衝撃を減らすだけではなく、別の機能があるという事です。

ケニア人と日本人の着地の際の骨格の動きを表しています。
一番左のスティックピクチャーが着地した瞬間で、一番右が離地した瞬間です。
スティックピクチャーは、体が5㎝動くごとに一本表示されます。股関節部分の間隔が5㎝毎という事になります。
赤いステックピクチャーは、太ももの骨が垂直になった時を表していて、着地動作の中間点と言う事になります。

このスティックピクチャーに番号を振って、脚が着地前半と後半でどのような動きをしているか比較してみます。
まず日本人の脚の動き(画像の下の段)ですが、着地前半は、45㎝移動し、後半は40㎝移動しています。
着地してから脚が地面から離れるまで、脚の動きの速さや体の進む割合に大きな変化はありません。
この動きは、「着地」→「重心移動」→「蹴る」と言う日本人の走り方に合致していると言えます。
ほぼすべての市民ランナーがこの走り方をしています。
一方のケニア人、と言うよりもフォアフット走法では、前半と後半で脚の動きと体の進み方に大きな違いがあります。
着地前半は、55㎝移動するのに対して、後半は35㎝しか移動していません。前半と後半では、20㎝も動きに差があります。
後半だけだと日本人よりも進んでいません。フォアフット走法では、着地後半に脚をあまり動かしていません。
注目すべきは、フォアフット走法の着地前半の移動です。55㎝も進んでいます。
フォアフット走法は、着地した瞬間に推進力を発生させ、体を前に進ませる走法だと考えられます。
この着地前半の動きは、ケニア人の筋力比較のデータと一致します。
ケニア人は、着地した瞬間に股関節で日本人選手よりも1.7倍も強い力を発生させています。
だから、着地した瞬間に大きく速く動くことが出来る訳です。
マラソンのテレビ中継などでは、ケニア人ランナーの走りを「バネのある走り」とよく表現されます。
ポンポンと弾むようなバネのある走り方は、この着地した瞬間の動きによるものです。
では、脚の「振り戻し動作」と着地した瞬間の脚の動きには、どのような関係があるのでしょうか。
NHKでは、「振り戻し動作」と言う表現を使っていますが、実際のランナーの動作感覚で表現すると、「振りおろし動作」あるいは「足踏み動作」と言った感覚になります。
つまり「蹴り動作」です。
フォアフット走法とは、着地する前から「蹴り動作」を行っているのです。

上の図のように、前に進んでいる脚を振りおろすような動きをすると、股関節の筋肉(大殿筋、ハムストリング)や腓腹筋に筋緊張が発生します。
これを「予備緊張」と言います。予備緊張自体は、強い力を発生させているわけではありません。
この予備緊張により、足関節、膝関節の腱組織の機能が高まります(SSC機能の向上)。
着地前から着地動作を始めているので、脚の各関節も着地に備えた角度に自然と誘導されます。
「振りおろし動作」をすることによって「着地準備が整う」訳です。
さらに振りおろし動作は、バイオメカニクス的にも極めて重要です。
この瞬間に既に推進力(重心移動)が発生しているのです。この事は、脚のバイオメカニクスに関連して説明する予定です。

一方の日本人は、図のように脚を前に出し続けて、そのまま着地しますので、予備緊張は発生しないか、少ないものになります。
着地準備をして着地するわけではなく、ただ脚を前に出し続けてそのまま落下するだけなので、必然的に踵着地になります。
踵着地は、以前に述べたように人体構造上やってはいけない着地方法です。
着地衝撃が増加し、ケガをするだけの着地です。
日本人ランナーは、振りおろし動作をしていないので、バイオメカニクス的な推進力も減少し、重心移動も遅れます。
では何故、日本人ランナーではこの振りおろし動作がみられないのでしょうか?
日本人ランナーでは、出来ない動作なのでしょうか?
振りおろし動作をするという事は、脚が一度前に出てから戻すだけの時間が必要になります。

ここでもう一度、スティックピクチャーの画像に注目してみましょう。今度は着地後半の脚の動きです。
日本人ランナーは、着地後半に40㎝移動してから脚が地面から離れます。
一方のケニア人は、35㎝移動したところで脚が地面から離れます。
という事は、ケニア人は脚が地面から離れるのが早く、その分脚を前に戻すのが早くなります。それだけではありません。

上の表は、ケニア人ランナーと日本人ランナーのピッチ、ストライドなどの比較表です。
赤い枠で囲った所に注目して下さい。
ケニア人の方が、滞空時間と非支持期距離が長くなっています。
非支持期距離とは、脚が地面から離れて次に着地するまでの距離です。片方の足が空中でどれくらい移動しているかを表しています。
ケニア人は、脚の滞空時間が長いので、その分脚を前に戻すことが出来ます。
脚を後ろまで蹴らず、伸ばさずに脚を地面から離し、さらに滞空時間も長いので前に出した脚を「振りおろす」事が出来ます。
振りおろし動作をするだけの時間があるという事です。
着地後に蹴る意識が強い日本人ランナーの走り方では、脚の戻りが遅く、さらにバイオメカニクス的な推進力も減る為、滞空時間が減ります。
その結果中途半端な態勢のまま着地することになります。
【理想の走り方とは】
フォアフット走法では、着地に対する考え方と感覚が明らかに違います。
日本人ランナーの走りは、「着地」→「重心移動」→「蹴る」と言う一連の流れで行ないます。
しかしフォアフット走法では、着地前から蹴り動作を始め、着地後の蹴る動作が日本人よりも早いポイントで行なわれます。
つまり「着地」と「重心移動」と「蹴る」を同時に行っているのです。←超超々重要

「着地した時には重心移動が終わっている」という事です。
重心移動は滞空時間の間に行っているのです。
フォアフット走法は、「蹴らずに走る」感覚になります。
フォアフット走法は、「着地重視の走り方」と言うような動作感覚になります(日本人は蹴り重視の走り方)。
【フォアフット走法という名前は間違い】
この記事では、フォアフット走法の誤解や先入観を解くために、客観的なデータや人体構造に基づいて書いてきました。

しかし実際の筋肉量や筋出力を調べると、実は日本人ランナーの方が、より多くの筋力を使い、より多くの着地衝撃を受けています。そしてケニア人よりも速くないわけです。
多くの筋力を使い、強い着地衝撃を受けるという事は、ケガもしやすいと言う事です。
実はケニア人の方が、人体構造に即した普通の体の使い方をしているのではないでしょうか?
そして日本人の走り方は、体に無理をさせる走り方と言えるのでは?
着地衝撃は、体重の3倍と言われています。
しかしフォアフット走法では着地衝撃は、体重の1.6倍でしかありません。
それってつまり私たちの走り方が、着地衝撃を3倍にしてしまっているのではないでしょうか?
日本人に合っていると言われている走り方が着地衝撃を3倍にしてしまっているのではないでしょうか?
今回、画像資料に使用したNHKスペシャル「ミラクルボディー」や文庫本「42.195㎞の科学・NHKスペシャル取材班」の中でも、つま先着地ばかりにフォーカスしています。
着地衝撃が少ないのは「前足部着地だから」だとしています。
ドラマ「陸王」でもフォアフット走法が出てきます。
「フォアフット走法の方が速く走れる」としています。
しかしフォアフット走法で着地すると着地衝撃が39kgも減るという解釈は、いくら何でも無理があります。
39kg分の着地衝撃が一体どこに消えてしまったのか全く説明できません。
フォアフット走法だから速いという説明の仕方にも疑問を感じます。
フォアフット走法は、踵着地に比べブレーキをかけないから衝撃が少なく、速いという説明にも無理があります。
衝撃が少ないのなら、何故フォアフット走法の練習をやるとケガをするのでしょうか?ケニア人はケガしないのに。ケニア人の方が筋力も少ないのに。
速く走れるという事は、運動エネルギーが多いというです。
ではその運動エネルギーはどこで発生しているのでしょうか。
前足部着地だから筋出力が高まって推進力が増すなんてことは無いのです。
NHKでも陸王でも、それらの事には一切触れられていません。
どんなスポーツでもパフォーマンスをアップさせるには、体全体に注目してその動きを真似たり、分析したりします。
足首、膝、股関節の角度、そして腕と胴体の動きとタイミング。それらがすべて揃って初めてランニングのパフォーマンスがアップします。ケガのリスクも減らせます。
ところがマスメディアは、何故かフォアフット走法に関しては「つま先着地」だけに着目して、その他の体の動かし方については一切取りあげず、調べようともしません。
腕や胴体の動かし方については全く無視しています。
フォアフット走法における多くの誤解は、その名前だと思います。
「つま先着地」と訳され、踵を地面に着けずに走ると思われている事です。
フォアフット走法という言い方は、間違いの元なので、個人的には別の言い方にした方がいいと思っています。
例えば、ケニア人ランナーもメキシコのララムリも未舗装の山道で生活しています。
そうなんです。彼らは生まれながらのトレイルランナーです。
だから、「トレイル走法」とネーミングする方が合っていると思います。
【まとめ】
・フォアフット走法は、体に優しい走り方。ケガのリスクも減らせる走り方。
・フォアフット走法は、「つま先着地」でも「前足部着地」でもない。腕と肩と腰の動かし方とタイミングによって結果としてフォアフット走法になる。
・フォアフット走法は、体の構造に基づいた人間本来の走り方。だから誰にでも出来ます。初心者、男女を問わず誰にでも出来ます。
・フォアフット走法は、筋力を抑える走り方。フォアフット走法にフォームを変えてもフクラハギを痛めることはありません。痛めた方は、考え方とやり方が間違っています。
・フォアフット走法(理想の走り方)とは、「着地」と「重心移動」と「蹴る」を同時に行う動作感覚。
【最後に注意点】
フォアフット走法前編・中編・後編の記事の中でケニア人ランナーの特徴について書きました。
「着地の時に股関節や膝が曲がっている。」
着地前に脚の「振り戻し動作」、「振りおろし動作」をしているなど。
これらの動きは、決して意識して行っているわけではありません。走る際の自然な流れで適度に動いているだけです。←凄く重要。
ですので、意図して腰を落として、膝を曲げて走らないでください。腰と膝を痛めます。
無理して振りおろし動作は、行わないでください。ハムストリングを痛めます。
腕の振り方や肩と腰の動かし方を変えずに、股関節や膝だけを曲げるとかえって筋肉の負荷が増大する可能性がありますので、やらないようにして下さい。
2019年07月07日
『フォアフット走法とは』中編
今回は、日本人とケニア人との筋力比較です。
ケニア人と言うよりも、「フォアフット走法」と「日本人の走り方」の筋力比較と言った方が正しいと思います。
「フォアフット走法」は筋肉の使い方、付き方が明らかに変わってきます。

上の表は、日本人とケニア人の筋力を比較したものです。
表の赤い四角で囲んだ筋肉に注目して下さい。
「深部底屈筋群」とは、足の指を曲げる筋肉と後脛骨筋(こうけいこつきん)のことです。
つま先立ちやウィンドラス機構の際に使う筋肉です。
「下腿三頭筋」は、アキレス腱に繋がるフクラハギの筋肉です。
これらの筋肉は、ランニングの際に蹴る為の筋肉と思われています。
そしてフォアフット走法にチャレンジした方のほとんどの方が痛める筋肉です。
フォアフット走法をやるには、後脛骨筋、つま先、フクラハギの筋力が無ければ出来ないとされています。
比較すると絶対値も相対値(脚の断面積に対する割合)もケニア人の方が筋肉は小さくなっています。

上の表は、ランニングの際に脚の関節がどれくらいの力を発生させていたかを表しています。
横軸が時間を表しています。着地から次の着地までの脚の動きを100分割して計測しています。
グラフの横軸0が着地した瞬間で、横軸25くらいまでが接地している場面です。
足関節のグラフに注目です。
紫のグラフで示したケニア人の方が、わずかですが日本人を上回っています。
しかし前述の通りケニア人の足関節の筋肉は、日本人より小さいです。
ケニア人は、足首の筋肉が小さいにも関わらず、日本人よりも強い力を発生させています。矛盾しています。
この事は、マカウ選手と山本選手の腓腹筋の比較とも一致します(「フォアフット走法とは前編」の記事参照)。
同じ速度で走るという事は、足関節は同じくらいの力を発揮しているという事です。
マカウ選手は、山本選手よりも腓腹筋に力を入れていないにもかかわらず、同じだけの力(同じ速度)を発生させています。
これは今までブログで説明してきた足の指と足首の機能構造によるものです。
人間の足首は、「適度に曲がる方が無理なく最大出力を発揮できる」と言うものです。
そして「足の指は、使うのでなく、機能させる」です。
足の指が機能し、足首が曲がるとウィンドラス機構が完全に発揮します。
すると第二てこの原理が作用し、フクラハギの力が増幅されます。
逆に指に力を入れて指を曲げたり、蹴ったりして足首を伸ばすと、大きな力は発生せず筋肉の負担が増すだけになります。
ケニア人の走り方は、人の体が本来持っている機能を使っているだけと言えます。
膝関節のグラフも見てください。
膝関節は、日本人の方が強い力を発生させています。
実際の動きの比較でも、日本人の方が膝が曲がっていないので、力を入れて膝を曲げないようにしている事が分かります。
一方股関節のグラフでは、ケニア人は1.7倍も強い力を発生させています。
ケニア人は、股関節周辺の筋肉をメインに使い、股関節で強力な力を発生させ、太ももを速く動かして走っていると判断できます。
つまりフォアフット走法とは、股関節の筋肉を強力に使う走法と言えます。
股関節の筋肉と言えば大殿筋とハムストリングです。
ハムストリングに関しては日本人、ケニア人で目立った違いはみられません。
資料の中に大殿筋に関するデータが無いので、比較ができませんでした。
しかしフォアフット走法をやると明らかに大殿筋が発達してくるので、ケニア人は大殿筋が大きいと予想できます。
逆に中殿筋は、日本人の方が大きいのではないかとわたくしは考えています。
中殿筋のデータも無いので予想になりますが・・・・・・・・・。フォアフット走法では、中殿筋の負担が減るはずだと思ってます。
腹筋(外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋)や腸腰筋(大腰筋)、腰方形筋などの体幹の筋肉にも明らかな違いがありました。
ケニア人の方が体幹の筋肉が発達して大きくなっています。
一般に言われている「腹筋が割れる」筋肉は、腹直筋です。腹直筋(ふくちょくきん)は、日本人とケニア人で全く差はありませんでした。
腹直筋は、歩行やランニングの際に余り使われない筋肉です。
これは日本人の体幹が弱いわけではありません。
現に日本では体幹トレーニングを積極的に行っています。
それに比べてケニア人は、体幹トレーニングをしていないようです。やったことも無いので体幹トレーニングが苦手だそうです。
それにも関わらず、体幹の筋力はケニア人の方が明らかに大きくなっています。
つまりフォアフット走法は、体幹をしっかり使って走る走法だとも言えます。
さて、いくら大きいとは言え大殿筋だけで股間節の力が1.7倍にもなるのでしょうか?
ケニア人の大殿筋は1.7倍も大きいのでしょうか?
実際のケニア人ランナーの体格を見てもそこまで大殿筋が発達しているようには見えません。
つまり私たちの体には、股関節の力を増幅させる仕組みがあると言いう事です。
ケニア人は、その体の仕組みをうまく使っているだけです。
股関節の機能構造もブログに載せる予定です。それを見れば股間節の力が増幅される仕組みも分かると思います。
次回は、フォアフット走法の脚の動かし方が日本人と明らかに異なる点を追究します

2019年07月07日
参加者募集‼第78回静トレ交流会【夏のコソ練しませんか。静岡市竜爪山】
暑いです





夏は、暑すぎてランニングの練習が出来ない

それなら近くの山へ・・・・・・・・
しかしクモの巣が多くて走る気力が喪失・・・・
それなら遠くの山へ。涼しくて、クモの巣も少ない・・・・だけど遠い

そこで比較的近くて、クモの巣が少なくて、コースのほぼすべてが日陰のコースを走りませんか。
夏もコソコソ練習してライバルに差をつけましょう

*開催日:令和元年8月4日(日曜日)
*集合時間:8:00
*集合場所:【竜爪山平山旧登山道駐車場】 ←ここクリック
・【浜松、藤枝方面から来る方】
国道一号線バイパス静岡市の『瀬名I.C』を降りて、県道201号線(通称竜爪街道)を北上します。スーパー田子重のある方向です。
約9キロ、車で25分かかります。
・【沼津方面から来る方】
国道一号線バイパス静岡市の『鳥坂I.C』を降りて、側道を少し走って杏林堂がある交差点を右折すると県道201号線(通称竜爪街道)に入ります。スーパー田子重のある方向です。
・駐車場はそこそこにあります。
*トレラン終了時間:11:30(目安)
*参加対象者
・トレイルランニング経験者でハーフマラソンを走れる走力のある方。
*コース概要
・距離約8.5キロ(ショートカットも可能)、累積標高差約800m。
・竜爪山平山旧登山道~穂積神社~竜爪山山頂~下りの迂回ルート~穂積神社~新登山道~駐車場。
・コースのショートカットも可能です。
・コースのすべてが日陰で、夏でも我慢できる暑さです。
・お手洗は、登りの中間地点にある穂積神社にあります。下山のときも穂積神社を通ります。
・飲料の自動販売機は、穂積神社にあります。
*参加費:無料。静岡トレイル・ランニング・サークルの定期練習会です。
*申込方法:メールにてお申し込み下さい。
・メール送信先 tomywanchan@gmail.com 水野宛
・メールに下記内容を記入して送信してください。
・氏名(フルネーム)、携帯電話番号またはメールアドレス。
・事前申込みしていない方でも当日飛入り参加可能。但し、飛入り参加の方は事前に参加が把握出来ない為、集合時間に遅れた場合は先に移動している可能性があります。
・お問合せ。ご質問も水野迄メールして下さい。
【注意】水野あてのメールが届いていない事例が数件発生しています。
初参加の方への返信は必ず行っています。初参加の方で24時間経過しても、主催者からの返信が無ければお手数ではありますが、ブログのコメント欄へ記入をお願いします。
【必須持ち物】
・初心者の方は手袋を着用して下さい。ランニング手袋や軍手でも十分です。
転倒した際の怪我予防です。暑い時期なので自己責任で着用の判断はして下さい。
・初心者の方は、ランニングタイツなど(足を全部覆う格好)。
転倒した際の怪我予防です。 暑い時期なので自己責任で着用の判断はして下さい。
・トレランシューズ。
・飲料1.0リットル以上。
・行動食(おにぎり、パン、ジェル)、塩分サプリメント等。
・バックパック。行動食、飲料を手で持って走ることは危険な為禁止です。
・予備のウェア。曇りの日は、涼しくなることがあります。
・レインウェア。山の天気は変わりやすい為、念のため用意しておいて下さい。
・捻挫予防のテーピング、又はサポーター
*事務連絡と注意事項で~す

・集合時間に遅れないで下さい。
・捻挫予防の足首サポーター又は、テーピングは必ずして下さい。
ケガへの対処は自己責任になります。
・必須アイテムは安全に関わる事なので必ず持って来て下さい。
・『静トレ拾五箇条』を守れる方。パソコンの画面の左側、スマートフォンでは画面下に記載されています。静トレの魂です

・重要 ➡ 静トレでは、参加者メンバーをニックネームで呼び合っています。参加される方は、ニックネーム考えてね

・当日は、朝食をとって参加して下さい。
・体調管理に留意にして下さい。前日の深酒は、やめましょう。

2019年07月06日
参加者募集‼第77回静トレ交流会【オクシズ梅ヶ島トレイル2019】
2019年もやります(⌒▽⌒)
オクシズ梅ヶ島トレイル





夏は、オクシズで涼しくトレランでしょ

*開催日:令和元年 7月21日(日曜日)
*集合時間:8:00(時間厳守)
*集合場所:【梅ヶ島・黄金の湯】 ←ここクリック
・1号バイパスを清水方面(東方面)から来た方は、静岡市の「昭府IC」で降りて下さい。
初めての方は分かりずらいので注意して下さい。
・バイパスを焼津、藤枝方面(西方面)から来た方のルートです。
静岡市の「平和IC」で降りて下さい。
安倍川を渡ったらすぐにあります。
・国道一号線バイパスを降りて県道27号線を北上(途中から県道29号線になります)。1時間かかります。
・駐車場は十分にあります。
*解散時間:14:00(目安)
*トレラン参加対象者
・トレイルランニング経験者
(目安)
(1年以内に)15キロ程度のトレラン大会を完走した方。
(1年以内に)トレラン経験があり、フルマラソンを5時間で完走できる方。
*コース概要
・梅ヶ島・黄金の湯集合➡乗合せて自動車移動➡大谷嶺登山口➡登り3キロ➡大谷崩➡大谷嶺山頂➡八紘嶺山頂➡梅ヶ島温泉街(13キロ地点)➡ロード3キロ➡黄金の湯
・コース全長約13キロ、累積標高差1,200m。
・大谷崩区間は、途中から樹木がなく、日差しが直接当たります。
日焼け対策(帽子、サングラスなど)、脱水対策を行って下さい。
・山の稜線は、森の木陰があり夏でも涼しいです。
・所要時間4時間~5時間(お昼休憩等あり)
・お手洗いは、大谷嶺登山口と梅ヶ島温泉街にあります。
・飲料の自動販売機は、黄金の湯と梅ヶ島温泉街(13キロ地点)にあります。
・ゴール地点は、「黄金の湯」です。
温泉に入ることが出来ます。
*参加費:無料。静岡トレイル・ランニング・サークルの定期練習会です。
*申込方法:メールにてお申し込み下さい。
・メール送信先 tomywanchan@gmail.com 水野宛
・メールに下記内容を記入して送信してください。
・氏名(フルネーム)、携帯電話番号またはメールアドレス。
・事前申込みしていない方でも当日飛入り参加可能。但し、飛入り参加の方は事前に参加が把握出来ない為、集合時間に遅れた場合は先に移動している可能性があります。
・お問合せ。ご質問も水野迄メールして下さい。
【注意】水野あてのメールが届いていない事例が数件発生しています。
初参加の方への返信は必ず行っています。初参加の方で24時間経過しても、主催者からの返信が無ければお手数ではありますが、ブログのコメント欄へ記入をお願いします。
【必須持ち物】
・初心者の方は手袋。ランニング手袋や軍手でも十分です。
転倒した際の怪我予防です。
・初心者の方は、ランニングタイツなど(足を全部覆う格好)。
転倒した際の怪我予防です。
・トレランシューズ。
・飲料1.5リットル以上。黄金の湯と梅ヶ島温泉街に自動販売機があります。
・行動食(おにぎり、パン、ジェル)、塩分サプリメント等。
お昼ご飯とおやつを食べる程度に持ってきて下さい。
やや多いくらいが丁度いいです。
・バックパック。行動食、飲料を手で持って走ることは危険な為禁止です。
・予備のウェア。開催日は7月ですが、静岡市の奥地で1500mの山に登ります。
気温低下に備えて予備服を一着必ず用意して下さい。
・レインウェア。山の天気は変わりやすい為、念のため用意しておいて下さい。
・捻挫予防のテーピング、又はサポーター
*事務連絡と注意事項で~す

・静岡奥地の標高の高い山に登ります。すべてが自己責任になります。
自力で完走できる方のみ参加して下さい。
・集合時間に遅れないで下さい。
・捻挫予防の足首サポーター又は、テーピングは必ずして下さい。
ケガへの対処は自己責任になります。
・速いペースで移動することはありませんが、ゆっくり過ぎる移動は時間的に出来ません。
頑張りましょう!
・必須アイテムは安全に関わる事なので必ず持って来て下さい。
・『静トレ拾五箇条』を守れる方。パソコンの画面の左側、スマートフォンでは画面下に記載されています。静トレの魂です

・重要 ➡ 静トレでは、参加者メンバーをニックネームで呼び合っています。参加される方は、ニックネーム考えてね

・当日は、朝食をとって参加して下さい。
・体調管理に留意にして下さい。前日の深酒は、やめましょう。
2019年06月30日
『フォアフット走法とは』前編
「ランニングの着地方法」の記事で、足首は伸ばさずに適度に曲げて使う、という事を書きました。
着地は足首を伸ばさずに小趾球着地が体の構造上自然な着地だと書きました。
「シューズでパフォーマンスアップ」の記事でウィンドラス機構を説明する際でも、足首は伸ばさず曲げた方が足部は安定し、筋出力が高まると説明しました。
本当にそうなのか、実際のランナーの動きを見てみましょう。

ケニア人のパトリック・マカウ選手と日本人の山本亮選手(ロンドンオリンピックマラソン代表)の比較です。
着地衝撃は、マカウ選手(体重58kg)が93kg、山本選手(60kg)が132kg。
マカウ選手はフォアフット走法(小趾球着地)、山本選手はカカト着地ですが、ほぼ真下着地でミッドフットに近いです(つまりハイレベルランナー)。
二人の間に2kgの体重差があるとは言え、フォアフット走法で走るマカウ選手の着地衝撃の少なさは驚異的です。
ちなみに山本選手の着地衝撃は、日本人の実業団選手の中でも少ないそうです。
当然、走り方の本格的なトレーニングをしていない市民ランナーの着地衝撃はもっと大きくなります(3倍前後)。

この時、マカウ選手は、腓腹筋(フクラハギ)の全筋出力の48%しか使っていません。
一方の山本選手は、腓腹筋の全筋出力の81%も使っています。
日本の一般的なランニング理論では、「フォアフット走法は、フクラハギを痛める」、「筋力が無ければ出来ない走法で、特別な鍛錬が必要だ」と言うのが常識になっています。
しかしこのデータでは、フォアフット走法の方が着地衝撃も大幅に少なく、脚に力も入れずに走り、むしろ体に優しい走り方となっています。
ケニア人と日本人の脚の動きを見てみます。


これは日本人14名とケニア人6名の着地から離地までの動きをスティックピクチャー(骨格の動き)で表したものです。
一番左の脚が着地した瞬間です。一番右が脚が離れる瞬間です。
これをそのまま見ても全然わかりません。

股関節は、垂直に対する太ももの角度です(画像の赤い曲線)。ケニア人29度、日本人23度。
膝の伸びている角度(画像の赤い曲線)。ケニア人154.5度、日本人
【訂正】日本人の膝関節の角度を測り間違えてました。正しくは、日本人の膝関節角度は160度です。
スネの角度は、垂直に対して、ケニア人3.5度、日本人7度です。
ケニア人の方が股関節と膝は、曲がっています。そしてスネの傾きは垂直に近いので足首は伸びていないという事です。
一方の日本人は、股関節と膝は伸びているので腰高に走っていると言えます。
日本人は、スネが後傾で足を前に出して着地しているので、足首は伸びて着地しています。踵着地になってます。
マカウ選手と山本選手の画像でも、マカウ選手のスネは前傾していますが、山本選手のスネはほぼ垂直です。
膝も股関節もマカウ選手の方が曲がっているように見えます。
しかし着地位置は、山本選手の方が真下に近いです。
フォアフット走法は、真下着地と言われますが、必ずしもそうであるとは言えないようです。山本選手の着地が上手いからかもしれません。
ちなみにスティックピクチャーの画像をなんで4本だけ拡大したかと言うと、テレビで見たときに表示されるのが、この4本の内の1本だけだからです。ステックピクチャーは、5㎝毎の動きを表しています。
マラソンランナーの脚の動きは速すぎて、通常のテレビカメラでは捉えきれず、テレビで表示できないのです。
なのでテレビのマラソン中継を録画してどんなにスロー再生しても、スティックピクチャーの4本の内の1本分しか観れません。誤差が20㎝も出てしまうという事です。
テレビ中継では、ケニア人と日本人の走り方を比べられません。
日本人選手も走り方が上手くて、真下着地の人が多いですし、フォアフット的な人も多いです。
ですから、このような方法で比較しないと答えを間違えます。

今度は、太ももの骨が垂直になった時の膝とスネの角度を測ります。赤いスティックピクチャーが太ももが垂直になった時です。
膝の角度(青い曲線)、ケニア人139.5度、日本人145度。
垂直に対するスネの角度(青い曲線)は、ケニア人40.5度、日本人36度。
中間地点でも、ケニア人のスネは前傾し、足首は曲がっています。
日本では、腰高に走るのが良いフォームだとされてますが、ケニア人は腰高フォームではなく、股関節も膝も足首も曲がっています。
着地からの膝の動きは、日本人は余り動いていません。
ケニア人の膝関節はよく動いています。
日本人 着地150度→中間地点145度、5度変化。
ケニア人 着地154.5度→139.5度、15度変化。
この膝の角度の差は、足首と股関節の角度の差でもあります。ケニア人は、脚の各関節をよく動かしています。
そしてフォアフット走法であっても、実はそれほど足首は伸ばしていないのです。

ケニア人のスティックピクチャーを日本人選手と重ねてみました。
緑色がケニア人のスティックピクチャーです。
ケニア人の走りは、着地した瞬間は、股関節も膝も良く曲がり、良く伸びる動きが見られますが、後半になるとそれ程伸ばしていないと言えます。←これすごく大事な動き。
日本人の走りは、脚の各関節をあまり動かさない走り方と言えます。
そして後半になると関節が伸びて、股関節も体の後ろまで良く伸びているので「蹴って走っている」ということになります。
足首やスネの傾きだけでなく、股関節の使い方にも大きな違いがあると判断できます。
次回のブログでは、ケニア人と日本人選手の筋力比較をしてみます。
2019年06月29日
雨でトレラン中止なので、シャワーRUNやります!【駿府公園】
富士山自然林トレイルは、雨の為中止になりました。
でも、雨でも街中なら危険性もないので、雨Runやります。
*日時:令和元年6月30日
*集合時間:9:00(時間厳守)
*集合場所:【駿府公園のランステ】 ←ここクリック
駿府公園のランステの詳細 →【駿府城ラン&リフレッシュステーション】
・意外と安いです。
・ロッカーあるので、荷物を預けて走れます。
・シャワーあります。
・軽食と地ビールも売ってます。
*シャワーRUN終了時間:11:00(目安)
*シャワーRUN終了後、ランステで昼食。飲める方は飲んでください!
*参加対象者
・シャワーRUNが好きな方。
【コース概要】
・駿府公園周回コース。
・お手洗は、ランステ、公園内にあります。
*参加費:無料。静岡トレイル・ランニング・サークルの定期練習会です。
*申込方法:メールにてお申し込み下さい。
・メール送信先 tomywanchan@gmail.com 水野宛
・メールに下記内容を記入して送信してください。
・氏名(フルネーム)、携帯電話番号またはメールアドレス。
・事前申込みしていない方でも当日飛入り参加可能。但し、飛入り参加の方は事前に参加が把握出来ない為、集合時間に遅れた場合は先に移動している可能性があります。
・お問合せ。ご質問も水野迄メールして下さい。
【注意】水野あてのメールが届いていない事例が数件発生しています。
初参加の方への返信は必ず行っています。初参加の方で24時間経過しても、主催者からの返信が無ければお手数ではありますが、ブログのコメント欄へ記入をお願いします。
【必須持ち物】
・レインウェアなど。雨に濡れても寒くない格好。
・着替え、タオル等。
Posted by 静岡トレイル・ランニング・サークル(静トレ) at
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