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2019年06月29日
2019年06月27日
ご案内♫交流会集合場所【水ヶ塚公園】まで
交流会集合場所の水ヶ塚公園までの道順です。
【水ヶ塚公園グーグルマップ】 ←ここクリック
新東名新富士ICを降りてからの道順の全体図です。
地図の北方向(上)に伸びる赤い線の先端が水ヶ塚公園です。
新東名新富士ICから最初の曲がり角を拡大しました。

新東名新富士ICを降りたら、県道88号線を御殿場、裾野方面へ赤い矢印の方向へ進んでください。

すぐに県道72号線との交差点に来ます。御殿場方面へ赤い矢印の方向へ曲がります。
しばらく行くと国道469号線と交わるT字路に来ます。

国道469号線との交差点を御殿場方面へ曲がります。赤い矢印の方向です。
しばらく行くとT字路になります。

御殿場、裾野方面へ赤い矢印の方向へ進みます。
富士サファリパークを越えたら左折します。

富士サファリパークを越えた所の交差点です。赤い矢印の方向へ進みます
しばらく行くとT字路になります。

T字路を左折して下さい。
すぐに水ヶ塚公園になります。

集合場所は赤い丸印の所です。
2019年06月21日
ランニングの着地方法その③
今回のブログは、足首が最も機能を発揮する仕組みについてです。
では実際に着地した時の足首の動きを見ていきます。

前足部が着地して、体重が乗ると上の画像のように自然と脛の骨が前に倒れこみ、足首が曲がります。

上の画像①
着地によって足首が上方向に曲がります。すると足首の骨(距骨きょこつ)が脛の骨と腓骨(ひこつ)の間に入り込みます。
上の画像②
距骨が入り込むと、腓骨は距骨に押し出され外側に動いて広げられます。腓骨は体重を支える骨ではないので動きます。
脛の骨は、体重を支えているので着地時には動きません。
上の画像③
腓骨と脛の骨の間には、前と後ろに二つの靭帯(脛腓靭帯けいひじんたい)と腱膜(下腿骨間膜かたいこっかんまく)があります。
腓骨が外側に広げられると、脛腓靭帯と下腿骨間膜も粘りながら、ぐぐっと外側に広がります。
この力によって腓骨は距骨を締め付け、足首の安定性が増します。
さらに靭帯と骨間膜が粘りながら広がる動きは、足裏の足底腱膜が衝撃吸収するのと同じ仕組みです。
着地衝撃を吸収しつつ、脛が急激に前に倒れ込むのを防ぐ役割も持っています。
靭帯と骨間膜が着地衝撃を分担してくれることで、筋肉の負担が軽くなり、その分怪我のリスクが減ります。
まだ足首を安定させる仕組みがあります。
着地による刺激によって足裏センサー(メカノレセプター)が働き、長腓骨筋(ちょうひこつきん)に無意識に瞬間的に力が入ります。※メカノレセプターについては、「シューズでパフォーマンスアップその③」の記事を参照して下さい。
この長腓骨筋(青で表示)は、腓骨にべったりくっついていて拇趾球に力を入れる(底屈、外反させる)筋肉です。
足裏センサーによって長腓骨筋に力が入り、腱を引っ張ります。
すると長腓骨筋の動きによって腓骨も下方向に引っ張られて動きます。
すると距骨と腓骨のかみ合わせがますます良くなり、さらに足首が安定します。
後脛骨筋(上の画像青で表示)は、脛の骨と腓骨の間にべったりとくっつき、下腿骨間膜にもくっついています。
この筋肉は、足のアーチを保つ為の筋肉で、つま先立ち(底屈)の時にも力を発揮する筋肉です。
ランニングの際に体を安定させる重要な筋肉で、フォアフット走法にチャレンジした人が痛めやすい筋肉でもあります。この筋肉を傷めるとシンスプリントにもなります。

後脛骨筋の筋繊維(筋肉のスジ)を青い線で表示しました。緑の線は、腱で、足裏まで繋がっています。
後脛骨筋の筋繊維は、腱に対して斜めに広がっています。
このような筋肉を「羽状筋」と言って、通常の筋肉よりも強い力を発揮できます。
その代わり速く動いたり、大きく動くことは苦手です。
縮みにくく、伸びにくく、力が強いという特徴があるので、支えるの向いている筋肉です。
筋肉は、筋繊維の方向に縮みますので、後脛骨筋に力が入ると青い線の方向に縮みます。

簡単な図で、後脛骨筋を表しました。
足首が曲がり、腓骨が横に広がると後脛骨筋は、筋繊維(上の画像青で表示)に沿って横に伸ばされます。

筋肉は、瞬間的に伸ばされると脳とは関係なく動き、無意識に力が入ります。これを伸張反射と言います。
伸張反射は、脊髄反射の一つで、脳を経由しないで筋肉が動くので、意識して体を動かすよりも速く動きます。
ですので、着地の際には抜群のタイミングで足に力が入って、体の姿勢を保ちます。
足裏のどこかを意識して着地すると言うのは、脳が考えながら(感じながら)、動かしている事なので、着地の際の足の力のタイミングはズレやすくなります。
あまり意味のない動作で力みやすくなります。
さて、後脛骨筋は、筋繊維に沿って横に広げられているので、力が入りやすい状態になり、無理なく最大出力を抜群のタイミングで発揮することが出来ます。
「ランニングの着地方法その②」の記事で足首を動かす実験をした時に、勝手に力が入ったのは、この為です。
足首を上に曲げて、横方向に動かすと腓骨や下腿骨間膜が動き、長腓骨筋や後脛骨筋が伸張反射をしたためです。
後脛骨筋に力が入ると外に広がった腓骨を元の位置に引っ張る動きになります。
それによって距骨がさらに締め付けられ、足首の安定性が高まります。足のアーチも保たれるので足底腱膜の負担を減らします。
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)です。
この筋肉は、足首を上にあげたり(背屈)、拇趾球を上にあげる筋肉です(内反)。足のアーチを保つ働きもします。着地の際には姿勢安定の為、とても重要な働きをします。
前脛骨筋も下腿骨間膜にくっついていて、着地により膜が伸びると伸張反射を起こして、勝手に力が入ります。
前脛骨筋と後脛骨筋、長腓骨筋を青で表示しています。骨を半透明にして、筋肉と腱の位置が分かるようにしています。
足を支えるこの重要な三つの筋肉の位置と腱の通り道は、正に走る為に進化しています。
三つの筋肉が、スネを三方向から囲むようにくっ付いていて、腱も足首を三方向から取り囲むように伸びています。
そしてその伸びた先が・・・・

この赤い丸のエリアに集中しています。
三点が一点を支える構造は、カメラの三脚と同じ仕組みです。

三脚は、地面が不安定でも安定してカメラを支えられます。
この仕組みによって走る際に膝や脛が多少動いたり、傾いても足を安定させて支える事が出来ます。
ですので人間の体は、この赤いエリアに重心を載せるのが、最も安定して走りやすいことになります。

足の安定ポイントは、足のアーチが一番高くなっている場所です。
アーチの頂点に重心が乗れば、足の裏全体にバランスよく体重が分散される事になります。
ここを地面に付けるような感覚で着地すれば、スネの筋肉をバランスよく使えて、体も安定して走れると言えます。
靭帯、下腿骨間膜による衝撃吸収機能、支持機能も最大発揮されるので、怪我のリスクが減ります。
走る時の感覚は、足首のすぐ前面を地面につける様な感覚でしょうか。
足首を力を入れたり意識して伸ばさずに、自然体で足首の前面を地面につける様な感覚がいいかと思います。
まとめ

足首は、適度に曲がる方が、安定します。
着地衝撃も減らすことが出来ます。
筋出力も高まります。
当然、着地の位置は変わります。
すると踵着地ではなくなり、勝手に前足部着地になってきます。
着地位置を変えるという事は、手の振り方とタイミングを変えることになります。
2019年06月14日
ランニングの着地方法その②
【足首の構造とは】
足裏だけでなく足首とスネにも衝撃吸収の仕組みがあります。
足首の機能を引き出してあげれば体の安定だけでなく、着地衝撃を減らすことができます㊗
さらに着地の時の足首の角度で着地衝撃を減らすだけでなく、推進力(ジャンプ力)も増します。
逆に足首の機能を知らなければ、シンスプリントや捻挫などのケガのリスクが増大します。推進力も発生しません。
まず足首の構造を見てみましょう。

青で表示したのが、距骨(きょこつ)です。前後と内側の画像です。
この距骨と言う骨は、実に合理的に精巧に進化しています。一方で奇妙な骨です。
ランニングの際には、全体重と全着地衝撃が集中する場所なのに、骨を支える筋肉が一つもついていません。

人体の骨格で筋肉が全く付着していない骨は、ひょっとしたら距骨だけかもしれません。
筋肉がついていないので、いくら力んでも、距骨を動かすことは出来ません。
別の見方をすると、足首を構成する骨に筋肉が着いていないという事は、足首の使い方を限定させる為とも考えられます(使い方を限定しているので軽量化が出来るという事です)。
つまり我々が意識して足首を変な動かし方をしないようにしているとも言えます。
それぐらい距骨の機能は、絶妙なバランスの上に成り立っているので、ランニングの際の足首の使い方は、たった一つに限定されます。
それ以外の使い方は、ケガと不安定しかもたらしません。
ちなみに踵の骨にも、ほとんど筋肉がついていません。
踵と前足部を支えている筋肉はありますが、踵を横方向から支えている筋肉は無いのです。
アキレス腱(下腿三頭筋)以外のスネの筋肉は、足の前足部を支える為にあります。
前足部が安定するので踵も安定するという仕組みになっています。
では、どうやって足首(距骨)を安定させているのかです。

足首を支える内側と外側の靭帯を青で表示しています。
足首は、靭帯と骨だけで体を支えています。
内側の靭帯は、強力です。外側の靭帯に比べ、太さは2倍くらいあるでしょうか。この強力な靭帯によって足首が内側に曲がるのを防いでいます。
一方、外側の靭帯は強い靭帯ではありますが、この程度の太さではとても着地衝撃には耐えられません。

靭帯だけでは、固定できないのでスネの骨と腓骨(ひこつ)が両サイドから距骨を挟み込むようにして横方向への動きを制限しています。
腓骨の一番下が「外くるぶし」、スネの骨の一番下が「内くるぶし」になります。

外くるぶしと内くるぶしの長さを比較するために水平な赤い線を引きました。
外くるぶしの方が長くなっていて、それだけ距骨を挟めて支えやすくなります。
この画像では長さにあまり差が無いように見えますが、実際の腓骨は、もう少し下に長いです。さら腓骨は着地した瞬間に下方向に下がります。

足首の外側と内側の関節角度を表しています。
外くるぶしの関節角度(緑の線と紫の線)は、垂直に近い角度になっています。
内くるぶしの関節角度(青の線と紫の線)は、外側に開いて角度が緩くなっています。
このくるぶしの関節の形状によって、足首は、内側方向へ横ズレしにくく(外くるぶしとぶつかる為)、外側方向へは、横ズレしやすい(内くるぶしの関節があまい為)構造を持っています。
つまり足首の内側は捻挫しにくい構造になっています。筋肉で支えている訳でないのです。
前述の通り、足首の内側は、強い靭帯になってますし、関節の形状もある為、足首の内側を捻挫(外反捻挫)することは、ほとんど無いです。

【内側捻挫(外反捻挫)の動き】
もし足首の内側を捻挫する場合は、とても強い衝撃が加わった時だけで、その場合は脛骨剥離骨折、腓骨骨折、靭帯断裂など重体状態になります。
捻挫ではなくなるという事です。
この関節の形状があるので、「ガニ股走り」の人は捻挫をしにくくなります。
しかしガニ股走りは、下肢のすべての関節の運動軸がズレる為、関節への負荷が大きく、筋肉を歪めて走る事になるので、全ての関節を痛めやすく、様々なケガをしやすくなります(足底腱膜炎、シンスプリント、腸脛靭帯炎、坐骨神経痛など)。
またガニ股走りでトレランの下りを走り続けると腓骨疲労骨折や靭帯断裂の可能性があります。
また関節の運動軸がズレるので、走りのパフォーマンスは必ず下がります。
ちなみに足首が内側に倒れなくなったので、内側を支える筋肉もいらなくなりました。だから「弁慶の泣き所」が出来ました。
弁慶の泣き所は、骨と皮膚だけになっていて筋肉が無いのは、このような理由によるものです。
結果、膝下の筋肉を減らして軽量化することができ、走るのに好都合な体になりました。
一方、足首の外側は、関節のかみ合わせが緩く、外側の靭帯も十分な強度がある訳ではないので、足首は外側には倒れやすくなっています。
何故このようになっているのかと言うと、もし距骨を両側から骨と靭帯でガッチリ固定してしまうと、左右に動かなくなり、地面の凹凸が直接膝や股関節に伝わり上半身が揺れて、かえって不安定になってしまいます。
そこで足首は、あえて外側には動くようにして体が安定するようにしています。
この足首の構造がある為に、ほとんどの捻挫が足首の外側(内半捻挫)に発生します。
しかし、このままでは足首は外側に不安定で、とても走ることができません。
その不安定な足首をガッチリ安定させる仕組みがあります。
【足首は角度で安定する】

距骨の上部の骨の幅を赤い線で表示してあります。
この赤い線の幅の所が、脛の骨と腓骨の間に入る関節部分(距腿関節きょたいかんせつ)になります。
図のように前側が広く、後ろ側が狭くなっています。
この骨の幅が意味するのは、足首を伸ばすと(底屈ていくつ)、関節に隙間が出来て足首が緩くなるという事を示しています。

左側が足首を伸ばした図で、右側が足首を上に曲げている(背屈はいくつ)図です。
足首を伸ばすと赤い矢印の所に隙間ができます。
逆に右側の足首を上に曲げると隙間は小さくなります(青い矢印)。
このように足首は、伸ばすと極めて不安定になります。
では、実際に実験をしてみましょう。

写真のように足首を伸ばして、リラックスして前足部を手で持って左右に動かしてみて下さい。片方の手は、脛を持って動かないようにします。
グラグラと簡単に動かせるはずです。

では、今度は手で足首を上に曲げて同じことをやります。足首には力を入れずに手で左右に動かします。
今度は、動かしにくくなったと思います。
足首を動かそうとすると脛の骨まで動かされるはずです。
しかも足首を横に動かそうとすると、力を入れないようにと思っても勝手に力が入ってしまいませんか。それは勝手に力が入る仕組みがあるからです。
「ランニングの着地方法その①」でミッドフット、フォアフット走法(MF走法)について説明しました。
着地位置を変えずにMF走法をやろうとすると足首を伸ばしたまま着地することになります。
しかも足首を伸ばしたまま意識して小趾球着地するというのは、足首の構造上最も不安定な着地方法になります。その次に不安定な着地が踵着地です。

トレランでは、踵着地はダメだと言われます。
なので足首を伸ばして前足部着地をすることだと思われがちですが、捻挫のリスクがとても高くなります。
極めて重要なことは、着地位置を変えて前足部着地にするという事です。
意識して、足首を動かすのではなくて、着地位置を変えれば、前足部着地になります。
さらに重心移動と身体の動かし方がうまい人は、自然と小趾球着地になります。
2019年05月22日
参加者募集‼第76回静トレ交流会【富士山自然林トレイル】
【富士山トリプル2019】
暑い季節は、涼しい場所でトレイルランニングです♫
三回に渡って、富士山麓のトレイルを走ります

第3弾は・・・・

富士山自然林トレイル

ブナ、ミズナラ、モミの木・・・・・・・・標高と共に森の景色の変化を楽しめます

*開催日 令和元年6月30日(日曜日)
*集合時間:8:00(時間厳守)
*集合場所:【水ヶ塚公園】 ←ここクリック
・新東名「新富士IC」から約40分
・駐車場は十分にあります。
・トイレあります。
・飲料自動販売機、レストランもあります。
*トレラン終了時間:12:30(目安)
*参加対象者
・トレイルランニング経験者でハーフマラソンを走れる走力のある方。
【コース概要】
・距離約12キロ、累積標高差800m。
・水ヶ塚公園~御殿庭下~小天狗塚~御殿場口新五合目~幕岩~須山御胎内~水ヶ塚公園。
・トレイルコースは、岩場、木の根、急坂などは少なく、高低差も小さい初心者コースです。
・標高が高いので、夏でも涼しいです。御殿庭下から御殿場口新五合目までは、樹木が無く日差しが強いです。日よけ日焼け対策をして下さい。
・御殿場口新五合目付近だけは、雨や霧がよく発生します。防寒着、雨具を持参して下さい。
・お手洗は、スタート地点の水ヶ塚公園とコース中間の御殿場口新五合目にあります。
・飲料の自動販売機は、水ヶ塚公園とコース中間の御殿場口新五合目にあります。
*参加費:無料。静岡トレイル・ランニング・サークルの定期練習会です。
*申込方法:メールにてお申し込み下さい。
・メール送信先 tomywanchan@gmail.com 水野宛
・メールに下記内容を記入して送信してください。
・氏名(フルネーム)、携帯電話番号またはメールアドレス。
・事前申込みしていない方でも当日飛入り参加可能。但し、飛入り参加の方は事前に参加が把握出来ない為、集合時間に遅れた場合は先に移動している可能性があります。
・お問合せ。ご質問も水野迄メールして下さい。
【注意】水野あてのメールが届いていない事例が数件発生しています。
初参加の方への返信は必ず行っています。初参加の方で24時間経過しても、主催者からの返信が無ければお手数ではありますが、ブログのコメント欄へ記入をお願いします。
【必須持ち物】
・手袋。軍手で十分です。必ず着用して下さい。
トレラン用グローブをわざわざ買う必要はありません。軍手で十分です。
・長ズボンジャージやランニングタイツなど(足を全部覆う格好)。 ジーンズなどの普段着は不可。
・トレランシューズ。
・飲料1.5リットル以上。
・行動食(おにぎり、パン、ジェル)、塩分サプリメント等。
・バックパック。行動食、飲料を手で持って走ることは危険な為禁止です。
・予備のウェア。最標高地点は1950m地点です。雨が降ればかなり寒くなります。曇りや風が強くても寒くなります。
・レインウェア。山の天気は変わりやすい為、念のため用意しておいて下さい。
・捻挫予防のテーピング、又はサポーター
*事務連絡と注意事項で~す

・集合時間に遅れないで下さい。
・捻挫予防の足首サポーター又は、テーピングは必ずして下さい。
ケガへの対処は自己責任になります。
・必須アイテムは安全に関わる事なので必ず持って来て下さい。
・『静トレ拾五箇条』を守れる方。パソコンの画面の左側、スマートフォンでは画面下に記載されています。静トレの魂です

・重要 ➡ 静トレでは、参加者メンバーをニックネームで呼び合っています。参加される方は、ニックネーム考えてね

・当日は、朝食をとって参加して下さい。
・体調管理に留意にして下さい。前日の深酒は、やめましょう。

2019年05月15日
参加者募集‼第75回静トレ交流会【富士山原始林・大樹海トレイル】
【富士山トリプル2019】
暑い季節は、涼しい場所でトレイルランニングです♫
三回に渡って、富士山麓のトレイルを走ります

第二弾は・・・・
富士の麓の古代の杜
富士山原始林・青木ヶ原樹海

*開催日 令和元年6月16日(日曜日)
*集合時間:8:00(時間厳守)
*集合場所:【本栖湖畔駐車場】 ←ここクリック
・新東名新富士ICを降りて、国道139号線西富士道路を北上します。
静岡市の新東名新静岡ICから約1時間で到着します。
距離は、ありますが交通アクセスが良く、意外と早く到着します。
・駐車場は十分にあります。
*トレラン終了時間:12:30(目安)
*参加対象者
・トレイルランニング経験者でハーフマラソンを走れる走力のある方。
・トレイルコースは、岩場、木の根、急坂などはなく、高低差も小さい初心者の為のコースです。
やや距離が長いですが、ランニング経験がある方なら、初トレランの方でも十分に行けます。
こんな洞窟にも行きます。洞窟の周辺だけ夏なのにびっくりするくらい寒いです

【コース概要】
・距離約20キロ(ショートカットも可能)、累積標高差435m。
・本栖湖畔駐車場~東海自然歩道~青木ヶ原樹海~富士風穴~本栖風穴~富士山原始林~本栖湖畔駐車場。
・コースのショートカットも可能です。急登り、急下りは無く、初心者の方も安心して参加できます。
・コースのほぼすべてが日陰で、夏でも涼しいです。
・お手洗は、スタート地点の本栖湖畔駐車場にあります。
・飲料の自動販売機は、ありません。夏場なので飲料は多めに持ってください。
*参加費:無料。静岡トレイル・ランニング・サークルの定期練習会です。
*申込方法:メールにてお申し込み下さい。
・メール送信先 tomywanchan@gmail.com 水野宛
・メールに下記内容を記入して送信してください。
・氏名(フルネーム)、携帯電話番号またはメールアドレス。
・事前申込みしていない方でも当日飛入り参加可能。但し、飛入り参加の方は事前に参加が把握出来ない為、集合時間に遅れた場合は先に移動している可能性があります。
・お問合せ。ご質問も水野迄メールして下さい。
【注意】水野あてのメールが届いていない事例が数件発生しています。
初参加の方への返信は必ず行っています。初参加の方で24時間経過しても、主催者からの返信が無ければお手数ではありますが、ブログのコメント欄へ記入をお願いします。
【必須持ち物】
・手袋。軍手で十分です。必ず着用して下さい。
トレラン用グローブをわざわざ買う必要はありません。軍手で十分です。
・長ズボンジャージやランニングタイツなど(足を全部覆う格好)。 ジーンズなどの普段着は不可。
・トレランシューズ。
・飲料1.5リットル以上。
・行動食(おにぎり、パン、ジェル)、塩分サプリメント等。
・バックパック。行動食、飲料を手で持って走ることは危険な為禁止です。
・予備のウェア。富士の麓標の標高900m地点です。
雨が降ればかなり寒くなります。曇りや風が強くても寒くなります。
・レインウェア。山の天気は変わりやすい為、念のため用意しておいて下さい。
・捻挫予防のテーピング、又はサポーター
*事務連絡と注意事項で~す

・青木ヶ原樹海は、『道に迷う』と言う悪いイメージが強いですが、
絶対に迷いません

行けばわかります。
・集合時間に遅れないで下さい。
・捻挫予防の足首サポーター又は、テーピングは必ずして下さい。
ケガへの対処は自己責任になります。
・必須アイテムは安全に関わる事なので必ず持って来て下さい。
・『静トレ拾五箇条』を守れる方。パソコンの画面の左側、スマートフォンでは画面下に記載されています。静トレの魂です

・重要 ➡ 静トレでは、参加者メンバーをニックネームで呼び合っています。参加される方は、ニックネーム考えてね

・当日は、朝食をとって参加して下さい。
・体調管理に留意にして下さい。前日の深酒は、やめましょう。

2019年05月13日
参加者募集‼第74回静トレ交流会【富士山麓・本栖湖一周トレイル】
下記について追記変更しました。
※コース途中のトイレ。ありました。
※飲料自動販売機ありました。
※ショートコースとロングコースが選択できます。
※トレイルの周回を右回りから左回りに変更しました。
暑い季節の到来です

ランナーにとってはつらい時期です。
だから、涼しい場所でトレイルランニングしましょう

【富士山トリプル2019】
三回に渡って、富士山麓のトレイルを走ります

第一弾は、「本栖湖周回コース」
新紙幣が発行されます


この富士山の景色は、本栖湖からの景色です。
右に見えるのが竜ヶ岳です。
今の千円札が無くなる前に、この景色を見に行きましょう㊗
*開催日 令和元年5月26日(日曜日)
*集合時間 8:00(時間厳守)
*集合場所:【本栖湖畔駐車場】 ←ここクリック

本栖湖畔駐車場です。赤い矢印の所から入れます。
・新東名新富士ICを降りて、国道139号線西富士道路を北上します。
静岡市の新東名新静岡ICから約1時間で到着します。
距離は、ありますが交通アクセスが良く、意外と早く到着します。
・駐車場は十分にあります。
*トレラン終了時間:12:30(目安)
*参加対象者
・トレイルランニング経験者でハーフマラソンを問題なく走れる走力のある方。
【コース概要】
<ショートコース>
・距離約16キロ。累積標高差約1100m。
・本栖湖畔駐車場~烏帽子山~パノラマ台~中ノ倉峠展望地~佛峠~キャンプ場~本栖湖畔駐車場。
<ロングコース>
・距離約19キロ。累積標高差約1700m。
・本栖湖畔駐車場~烏帽子山~パノラマ台~中ノ倉峠展望地~佛峠~キャンプ場~竜ヶ岳~本栖湖畔駐車場。
・お手洗いは、スタート、ゴール地点にあります。11キロ地点のキャンプ場にあります。有料トイレ100円。
・飲料自動販売機は、コース途中の本栖湖いこいの森キャンプ場にあります。
・コースは、全般的に走りやすく、気持ちのいいトレイルです。
*参加費:無料。静岡トレイル・ランニング・サークルの定期練習会です。
*申込方法:メールにてお申し込み下さい。
・メール送信先 tomywanchan@gmail.com 水野宛
・メールに下記内容を記入して送信してください。
・氏名(フルネーム)、携帯電話番号またはメールアドレス。
・事前申込みしていない方でも当日飛入り参加可能。但し、飛入り参加の方は事前に参加が把握出来ない為、集合時間に遅れた場合は先に移動している可能性があります。
・お問合せ。ご質問も水野迄メールして下さい。
【注意】水野あてのメールが届いていない事例が数件発生しています。
初参加の方への返信は必ず行っています。初参加の方で24時間経過しても、主催者からの返信が無ければお手数ではありますが、ブログのコメント欄へ記入をお願いします。
【必須持ち物】
・手袋。軍手で十分です。必ず着用して下さい。
トレラン用グローブをわざわざ買う必要はありません。軍手で十分です。
・走れる服装。ランニングタイツなどがあれば転倒の際のケガが軽減できます。 ジーンズなどの普段着は不可。
・トレランシューズ。
・飲料1.0リットル以上。
・行動食(おにぎり、パン、ジェル)、塩分サプリメント等。
・バックパック。行動食、飲料を手で持って走ることは危険な為禁止です。
・予備のウェア。富士の麓標の標高900m地点です。
雨が降ればかなり寒くなります。曇りや風が強くても寒くなります。
・レインウェア。山の天気は変わりやすい為、念のため用意しておいて下さい。
・捻挫予防のテーピング、又はサポーター。
*事務連絡と注意事項で~す

・集合時間に遅れないで下さい。
・捻挫予防の足首サポーター又は、テーピングは必ずして下さい。
ケガへの対処は自己責任になります。
・必須アイテムは安全に関わる事なので必ず持って来て下さい。
・『静トレ拾五箇条』を守れる方。パソコンの画面の左側、スマートフォンでは画面下に記載されています。静トレの魂です

・重要 ➡ 静トレでは、参加者メンバーをニックネームで呼び合っています。参加される方は、ニックネーム考えてね

・当日は、朝食をとって参加して下さい。
・体調管理に留意にして下さい。前日の深酒は、やめましょう。
余談ですが・・・

千円札のこの画像の中に「ニ」、「ホ」、「ン」のカタカナの文字がバラバラになって散らばってます。
とても小さいので、ブログの画質では分からないと思います。実物で確認してみて下さい

正解は下の画像にあります。

千円札の表にも一万円札にも同じように「ニ」、「ホ」、「ン」の文字が隠されてますよ

2019年05月06日
【ランニングの着地方法】その①
「人は走る為に進化している」
そして人の体は、純粋なまでに「ランナー」です。
だからランニングに関する様々な疑問の答えは、「体」が知っています。
走り方は「カラダ先生」に聞くのが一番です。
今回のテーマは、「トレランでの転倒と捻挫のリスクを減らす走り方」です。
【ケガを防ぐランニングの着地】
「シューズの履き方その①」で、足の衝撃分散吸収(トラス機構)について説明しました。
今回は、そのことに関連した体の構造の説明です。ですので、「シューズの履き方その①」を読んでいない方は、先にそちらを読まないと内容が分からないと思います。
あの記事を読んで気づいた方がいるかもしれません。
そうなんです

カビラJです
人間の足の構造から最もケガのリスクが少なくて体が安定する着地方法が分かります。

まず、「踵着地」ですが・・・・・・・・トラス機構も不十分で、しかも不安定なので、有り得ないです。ケガに直結します。
次に「拇趾球着地」(拇趾球を意識した走り方を含む)です。
足全体が地面に接する前に、先に拇趾球に体重を掛けてしまうと、横アーチが機能できずに縦アーチに着地の衝撃が集中してしまい、ケガの原因になります。
膝下が内側に入ってしまう要因にもなります(鵞足炎の原因)
「つま先着地(指からの着地)」もあり得ません。指の骨が折れてしまいます。
そうなると消去法で、小趾球からの着地となってしまいます。
ここでランニングフォームを考える際の大事な考え方が出ます。
踵と拇趾球とつま先着地は、ケガをするので、それ以外の着地がケガのリスクの少ない着地方法です。
わたくしは、シューズの履き方を説明する際でも「正しい履き方」、「正しい走り方」という表現は使わないようにしています。
「正しい」と言うのは、何を以って正しいと言うのか曖昧な時があります。
その人が「正しい」と思えばどんなランニングフォームでも正しくなります。「私にはあってる」と思えば合ってることになります。
しかし、やってはいけない体の動作、動かしてはいけない動かし方など、体の構造上「ケガのリスクの高い走り方」は、決まっています。
「いい走り方は分からない」けど、「ダメな走り方は分かります。」
人間の体の構造は、がっかりするぐらい使い方が決まっていて、その使い方から外れて使い続けるとランニングのパフォーマンスは落ちて、さらにケガもします。
「体格も骨格も人それぞれだから、走り方も人それぞれで自由だ」と言う意見もあります。
しかし、ここで話しているのは、体の構造と機能の話なので「体格」と「体質」と「その人のクセ」の話ではありません。
体格と体質、性別は異なっても人間の体の構造と機能は、全く同じです。関節と靭帯と筋肉は、そこまで自由にさせてくれません。←訂正。「走る時の構造と機能は全く同じです」。骨格は男女で異なりました。
でっ、要するに着地方法は、「踵と拇趾球とつま先でなければ、OK

あえて「小趾球からの着地」とは言いません。
小趾球からの着地になるのか、足がフラットに着地するのか、前足部全体が着地するのか、それはその人の走力と走りの上手さによって決まると思います。
「フラット着地」でも「前足部着地」でもトラス機構は、働きます。
やってはいけないのは「小趾球着地が正しい」からと思って、意識してわざわざ足首を捻るような着地です。

逆に捻挫します。特にトレランでは危険になります。
「意識しないように意識して」、結果的に小趾球着地になってたね

【フォアフット走法の着地】
察しのいい方は、「小趾球着地」と聞いてミッドフット、フォアフット走法(MF走法)を思い浮かべたはずです。
「やはりフォアフット走法は正しい走り方だ。」とは、ならないです。

踵着地の写真です。
MF走法に挑戦している方は、このような踵着地を着地位置は変えずに足首だけを伸ばして前足部から着地するように努力しています。

「フラット着地・前足部着地」
踵をなるべく地面に付けないように踏ん張っている方もいます。

「踵着けない着地」
その結果、ケガをする人が多く、MF走法を身に付けた方でも最初はフクラハギの痛みやケガに悩まされます。
結局MF走法は、「走力のある人」、「トレーニングによって筋力を着けた人」だけが出来る走法という定義になっています。
着地の方法もカラダ先生が教えてくれます。
足首の構造が分かると、MF走法で怪我をしたり、フクラハギが筋肉痛になる理由が分かると思います。
ダメな着地方法が分かれば、トレランでの捻挫を防ぎ、体が安定する走り方も分かって走りのパフォーマンスは必ず良くなります。
2019年05月03日
みんな見てね♫【ランニングシューズの選び方・履き方・ヒモの結び方】その④
今回は、選んだランニングシューズをお店で試し履きです㊗
「ランニングシューズの選び方その③」の記事の中で、ダメなシューズは見て触れば大体分かると書きました。
でも、「いいシューズは履かなければ分からない」です。
実際に足に合うのか、機能的なのかは、履いてみないと分かりません。
試し履きは、シューズ選びの重要な最後の儀式です。試し履きにもコツが、あります

今までのシューズの選び方の記事の内容を踏まえて、試し履きです

まず、最初に心構えから。
【シューズは、目的と機能で選ぶ】
試し履きをする前に、この言葉を必ず思い出して下さい

今から履くシューズは、「走りやすいかどうか」を試します。
「履きやすい」、「足が楽」、「快適」ではありません。
これらは、あくまでも走りやすいを踏まえた上での「どちらのシューズにするか」という優劣の付け方であって、ランニングの目的でも機能でもありません。
「ランニングにあっている」シューズを探しにお店に来ています。
「履きやすい」を基準にして選ぶとランニングシューズを買いに行く時間も、自分の足のサイズを図る時間も、試し方も全部変わってきてしまいます。
ですので、「ウォーキング」の時のシューズ選びは、「歩きやすい」という感覚。
映画館で映画を見る際のシューズは、「リラックスできる」という感覚でもってシューズを選ぶことになります。
目的が分かると、シューズを買いに行く時間も決まります。
午前中という事になります

足のサイズを図るもの午前中になります。
むくんでいない本来の足の大きさに合わせて試し履きを行います。
今までの記事で説明したように、むくみは、体内で余分になった水分や老廃物が血管やリンパで回収されずに残ったものです。病的なむくみや足の炎症による腫れは、違いますよ。
ただそれだけの現象でしかなく、ジャストサイズのシューズを履いたからと言って、足がむくんでシューズに圧迫されて、血流が悪くなることはありません。血流が悪いことがむくみの原因です。
むくみを前提にシューズを合わせれば、サイズは必ずオーバーサイズになります。
むくみをむくませれば、むくむだけむくむので、むっくりさせない事が、むくみ予防になります。
では、サイズを図ります。
足の長さだけでなく、足囲もはかります

シューズの試し履き用のイス(低いイス)に腰をかけて、足に軽く体重をかけた状態で、測ります。
立った状態では、足が縦と横にも広がるので正しくサイズが図れません。
自分で測ろうとすると、前かがみになって、足に体重が乗ってしまうので、誰かに図ってもらう方がいいと思います。
足の長さは、踵から指の一番長い所で図ります(緑の線が足長)。
親指よりも人差し指が長い人もいます。長い方の指に合わせてはかります。
足囲は、拇趾球と小趾球を測ります(青い線の足囲)。

履き方は、「シューズの選び方その②」の通りに基本通り結んで下さい。ただ、売り物なのでちょっと気が引けてしまうかもしれませんが・・・・

靴下も普段履いているランニングソックスを履いていきます。厚手の靴下だとサイズがずれるので、スタンダードな靴下を履いていきます。
つま先に「捨て寸」と言いう1~1.5センチの隙間があるか確認して下さい。
足の幅が合っていても、捨て寸が1センチくらいは無いと、シューズで指が押し曲げられます。
その場合は、ワンサイズ大きくして、ワンサイズ幅の狭いシューズにします。幅に関しては無いことが多いので、取り寄せるしかないと思います。
足長は、指の先端の長さに合わせて測ると書きましたが、人差し指が親指よりも長い方は、人差し指の長さに合わせてシューズを探すと恐らく幅が合わなくなります。
この場合も、ワンサイズ大きくして、ワンサイズ幅の狭いシューズにするか、ちょっと悩むところです。
親指がシューズに当たるなら絶対ダメですけど、人差し指ならちょっとくらいならいいかな~と思ってしまいます。
必ず両方の足とも履いてください。
下を見ずに真っすぐ前を向来ます。
シューズが気になるので、どうしても下を向いてしまいます。
すると頭と体が前かがみになり、前足部に体重がかかり履いた感じが「実際の走る時の感覚」とズレてしまいます。
体重を掛けたところで、踵と前足部が密着しているか確認して下さい。
「走りやすさ」の確認なので、店内をいつもの練習ペースで走ります。
大会本番用のシューズなら、大会本番のペースで店内を走ります。
そうするととても恥ずかしい気持ちになります。
それが羞恥心です。
店員さんが驚いて追いかけてくるかもしれません。
「ごめんなさい」とすみやかに伝えるとよいでしょう。
シューズのサイズ合わせは、実際には走って試せないので、いつも悩みます。
わたくしは、悩むときは必ず、先に小さいサイズにして試します。あえて大きなサイズは試さないようにしています。
トレランシューズの試し履きは難しいです。
例えばこのようなシューズの試し履きですが。

頑丈に作られていて、靴底も堅めです。
このようなシューズは、固い感じがして履きにくく、他の履きやすいシューズを選んでしまうかもしれません。
でもトレイルを実際に走ったら、実はこっちの方が良かったなんてことも十分にあります。
トレランの際に足にかかる複雑で強い力は、実際に履いて試さないと分からないと思います。
上手く走れる方は、何とかなるものですが、初心者の方はサポート機能を優先にした方がいいかもしれません。
その分、重くて、固い履き心地になるかもですが。
余談ですが・・・・

ベアフットランニング用ではないようですよ。
ちょっと興味あります

ちゃんと固定できるようですし。
【シューズの履き方は、足の専門家に聞く】
さて、シリーズでご紹介したシューズの履き方。
初めて聞いた方がほとんどだと思います。内容もにわかには信じられないと思います。
雑誌やランニング本やネットなどで説明されているランニングシューズの履き方とは、だいぶ違うはずです。
「シューズを足に密着させる」という解説はありますが、結構あいまいな表現が多くて「どこのヒモをどれくらいのテンションで結ぶ」かまでは、よく分からないことがあります。
特に「爪下血腫」と「足の甲の痛み」を防ぐシューズ選び方やヒモの結び方では、「大きなサイズを選びましょう」、「ヒモを緩めましょう」と言う説明がほとんどです。
シューズのサイズが小さいことも原因ですが、そもそも小さいシューズって履くの大変ですよ。買うとき気づきますよ。
「シューズの選び方その②」で説明した履き方を、ネットではっきり言っている記事を探したところ一名いました。探せばもっといるかもですが。
しかしブログの内容から察するに、やはり周囲から信用されていないようでした。
この方法は、かなり少数派です

通常、我々ランナーがシューズの履き方を調べるのは、有名ランナーやランニングシューズショップの店員の方の解説だと思います。
しかしながら、それらの方々は、「元マラソンランナー」や「ランニングシューズの専門家」であって「足の専門家」ではないのです。
シューズは、足に合わせて履くものです。足に詳しくなければ、足の機能を守りながらシューズを合わせることは、かなり難しいです。
足の機能不全の症状と原因と予防法を知れば、シューズの履き方は、おのずと変わるはずです。
ですので日本一長いシューズの履き方の説明になりましたが、ちゃんと因果関係を知ってもらって、納得してもらえるように記事を書きました。
この履き方は、もちろんわたくしのオリジナルの技ではありません。人から教えてもらって覚えた技です。
その教えてくれた方は、足の機能構造にとても詳しく、シューズにも詳しく、ランニング、トレランにも精通している方です。
そういう方でなければ、この方法に気づきませんし、自信を持って人に教えられないと思います。
わたくしは、この技を教えてくれた方の名前を一切誰にも伝えていません。
自分の技として言っています

「この履き方は、〇〇〇さんが教えてくれたから、間違いがないよ」とは言わず、あくまでも自分が考案した技だとサークルのメンバーには伝えています。
そうすることによって、「どう?オレッて凄いでしょ


2019年04月30日
みんな見てね♫【ランニングシューズの選び方・履き方・ヒモの結び方】その③
【シューズの選び方】
ランニングシューズ、トレランシューズの選び方は、ランニングのパフォーマンスに影響を与えます。
そのことは「ランニングシューズの選び方その①、その②」を読んでもらえればわかるかと

先にそちらのブログを読まないと、今回の記事の意味もよくわからないので、読んでない方は先にその①、その②を読んで下さい

ですのでシューズの購入は、ランニングにとってとても重要な作業で、手を抜け無いです。
不安定な山道を走るトレランでは、シューズの選び方が「安全性」に繋がります。
ダメなシューズは、見て触れば大体分かります。
一方、いいシューズは履かなければ分かりません。
スポーツショップに行くと、沢山のシューズがあって、どれがいいのか分からなくなってしまいますが、「ダメなシューズ」の知識があるだけでも、頭の中が整理できて選びやすくなります。
幾つかのシューズを比較して、シューズ選びのポイントを見ていきます。

まず、ヒモの一本目の位置が気になります。
それぞれのシューズの赤い線は、わたくしの拇趾球の位置です。
ヒモの一本目の位置は、シューズのフィッティングに大きく影響しますので、(自分の)拇趾球の位置を基準に判断します。
三足とも同じサイズですが、一本目と拇趾球の位置は三足とも異なっています。
右側のシューズ(ランニング用)は、ヒモの一本目が、わたくしの拇趾球よりも少し前にあります。
シューズの補強は、拇趾球にも小趾球にもかかっていません。
このシューズの補強は、明らかに拇趾球と小趾球をズラしてあるので、履き心地を良くするようにしながら、ヒモのテンションも伝わるようにしていると思われます。
青い矢印で表示してある補強がシューズの先端まで繋がっています。
ヒモのテンションをシューズ先端まで伝えて、横ブレを抑える為ではないかと思います。
補強以外の生地は、柔らかく薄い素材を使っていて密着性と履き心地を両立させようとしています。
一方で柔らかい素材は、足のサポート機能を弱めます。このシューズの補強がつま先まで伸びているのは、サポート機能を高める為です。
補強を入れすぎると、サポート機能は増しますが、履き心地が堅い感じになり、シューズの重量も増すので出来るだけ必要な所だけを補強して、軽量化にも配慮しています。
ランニングシューズでも指先の保護機能は必要になりますので、一応確認して下さい。
ヒモの材質はポリエステルですが、個人的には「綿」がいいと思っています。でもヒモは後から自分で変えられるので、ここでは気にしません。

中央のグレーのシューズ(トレラン用)は、ヒモの一本目が、拇趾球よりも手前になっていて、離れている幅も大きいです。
わたくしの拇趾球の特徴(個人差)でズレているというよりは、明らかにズレています。
緑の矢印にある補強は、ヒモとは繋がっていません。ヒモのテンションが伝わりません。補強も柔らかく意味がないです。ほぼデザインです。
さらにヒモの一本目の補強は、後方に伸びていますので、ヒモのテンションが拇趾球にほとんど掛からない構造をしています。
このシューズは、トレランシューズなのにこの構造なので、フィッティングが悪く安定性が低いことが予想できます。
生地は、薄くて柔らかいメッシュの素材が使用されています。
ランニングシューズで使用するような素材になっていて、履き心地は良く、通気性も良くなると思いますが、トレランシューズでこの薄さでは、足の保護機能が心配です。
しかも柔らかい素材なのに前足部の補強が少ないという事は、トレランでの「安全性」は低いと思われます。
トレランシューズの場合、指先の保護機能は大事なポイントになります。石や木の根がぶつかりやすい場所なのでシューズ先端の生地の固さも安全性に直結します。
このシューズの先端部分は、ランニングシューズ並みの固さしかなく保護機能は低いです。
補強は少なく、生地も薄く、指先の保護も少ないので、逆に通気性と軽量性と履き心地は良くなります。

生地は、厚手で伸びにくく、でも通気性を良くするために細かいメッシュ構造の生地を使用しています。
細かいメッシュ生地にすることで、極力砂の進入を防ぐ工夫がしてあります。保護機能と安定性高めながら、通気性も維持しようとしています。
シューズの先端は、弾力性のあるゴム素材(青の矢印)になっていて、保護機能があり、走る時の前足部の曲がりやすさも維持しています。
トレランシューズの基本を守ったいいシューズですが、その分重くなりますし、全体的に堅くなるので履き心地は低下します(このシューズはトレランシューズとしては軽い方で、かなり履きやすいタイプです)。
三足とも指の位置は幅広く作ってあるので、指は動かしやすい構造をしています。
ランニングシューズでは、先が細いシューズもあります。そういうシューズは、窮屈感が増して、指も圧迫しやすいので注目するところです。

横から見みてみます。
右側のシューズは、メーカーのマークを補強(緑の矢印)に利用しています。
5本目のヒモの補強が、踵の骨の上の位置まで伸びて、ヒモと踵の固定力を高めています(青い矢印)。
このシューズの補強は、前足部は少なく、生地もやや柔らかくなっていますが、中足部から踵までは、補強がガッチリ入っていて、しかも固い生地になっています。
中足部、後足部がねじれたり、曲がりやすかったりすると、走りにくくなり、疲れやすくもなります。
シューズのサポート機能が高いことが分かります。しかも補強が無い部分を作り、通気性も高めています。
踵はランニングシューズの重要ポイントです。
ここがある程度固くて、踵を包むような形でないと足を固定できず、不安定なシューズになります。
踵が柔らかかったり、形が合わないジューズはダメなシューズになります。
右側のシューズは、踵部分が高く(赤い矢印)、湾曲しているので、踵の形に合わせて作ってあります。プラスチックの補強(紫の矢印)も外から見える位置に入れてあります。
固いプラスチックを外側に配置することで、足への触りをよくしつつ、しっかり踵を固めてくれています。良く考えてあります。
さらに他のシューズよりも、踵サポートの位置が高く、上の方は柔らかい素材で出来ています。
フィット感を高めつつ、足首が伸びるのを抑える役割があると思われます。
足首を過度に伸ばすとフクラハギに負担がかかり、疲労や脚攣り、ケガに繋がります。
このシューズは、それらを抑えるために踵が高くなっているのでは、と推測できます。

中央のシューズは、ヒモの補強(青い矢印)が踵に向かずそっぽを向いてます。
踵を固定する気が無いようです。さらに補強自体も薄いメッシュ生地に薄いゴムをプリントしただけなので、補強と言うよりもデザインです。
中足部、後足部がねじれて曲がりやすく、走りにくく疲れやすいシューズだと判断できます。

踵も柔らかく人差し指で簡単に曲がります。やはり固定する気がありません。
しかし柔らかい素材なので、試し履きの時には履きやすいという印象を持つと思います。

左側のシューズは、ヒモの補強が踵まで伸びで、固定力を出しています(青い線と赤い線)。
補強の素材は、厚手のゴムをプリントしたものですが、生地自体もしっかりした生地なのサポート力はあると思います。
中足部から後足部までしっかり補強し、踵の形も良く、固くなっているので、固定力、サポート力もあります。
中央と左側のシューズは、アッパーの(シューズの生地の部分)構造がシンプルで、ほとんどパーツ(生地)の縫い合わせがありません。
足は立体構造をしていますが、生地は平面なので、シンプルな構造のアッパー程、足の形とズレて、密着性とサポート機能は落ちます。
その点、右側のシューズは、補強をいくつも複雑にいれて、素材も変えて、パーツの縫い合わせを入れて、足の立体的な構造に合うように工夫してあります。
本当によく考えて設計し、手間暇をかけて製造し、足の機能を守りながら、軽量化も通気性も履きやすさも追及している素晴らしいシューズだと言えます。
パーツが増えて構造が複雑になると、製造コストは一気に跳ね上がり、不良品も出やすくなります。
小売価格は高くなり、販売店の利益率も下がると思われます。それでも売れればいいのですが、それが売上に直結しないのが現実です。値段が高いとどうしても売れない。
補強などを入れれば、デザイン性が落ちますし、コストが掛かるので派手ないい生地も使いにくくなります。
見た目がスタイリッシュでシンプルな方がカッコよくみえて、その方が売れたりします。
自慢の機能性も、お店で試し履きするだけでは発揮できません(実際に走らないと分からない)。
お客さんは「履きやすい」、「窮屈でなく足が楽」を基準にして買うので、自慢の機能性は評価されないのです。
一方、シンプルなシューズは、機能性は低く足に合いにくくなる傾向にありますが、複雑な設計は不要、パーツは少ない、作りやすい、不良品も出にくく、コストは下がり、安くて買いやすくなり、販売店の利益率も良くなると思います。
シンプルなシューズは軽量化、通気性もやりやすく、デザイン性も発揮しやすくなり、生地にコストをかけて派手にして販売PRがしやすくなります。
そして試し履きしても、歩くだけなので機能の差が分からず、「履きやすい」、「カッコイイ」、「窮屈でない」を理由に売れます。
ですので、シューズの選び方の記事がその①から始まって長くはなりますが、足の構造とシューズの構造が分かるとシューズ選びも必ず変わり、ランニングをする自分に合った本当にいいシューズが選べると思います。
シューズの底のアウトソールの話です。
シューズのアウトソールで必ず見るのは、前足部の曲がりやすさと中足部、後足部の固さです。
前足部の曲がりやすさは、ウィンドラス機構を発揮する際に重要になります。ウィンドラス機構の詳細は「シューズでパフォーマンスアップ」の記事を読んでください。
上の図の緑の線で表示した「中足趾節関節」で、アウトソールが曲がってくれるのが理想です。
下の図がウィンドラス機構です。

シューズが足の形に合わせて曲がってくれないと、体が前に進みにくくなりますし、下腿(膝から下)の筋出力も低下して、スピードが落ちてしかも疲れます。

右側のシューズは、「中足趾節関節」のところに溝があって曲がりやすくなってます。一本だけでなく三本も溝があり、走りやすい構造です。
中央にもタテ溝があって、ヨコ溝よりも深くなっています。拇趾球と小趾球の動きに合うように工夫してます。後足部もヨコ溝とタテ溝があります。
このシューズは、クッション性を高める為にソールが厚くなっています。しかし厚底だと全体的に固くなり、足の動きとシューズの動きがズレて走りにくくなります。
そこでこのシューズは、アウトソールのパーツを分割し、接着し、クッション性と動きやすさを両立させています。
さらにミッドソールが2層構造で、ゲル素材も入ってます。凄いです

中足部には、シャンクと言う足底板があり、後足部は厚みがあるので、ねじれと曲がりを防いでくれています。

トレランシューズの場合、尖っている石や枝などから足を守らなければならず、アウトソールの貼り合わせは限られます。
右側の様なランニングシューズでトレイルを走ると、アウトソールのパーツが剥がれてしまいます。
このシューズでは、前足部の曲がりやすさを出すために、関節の所にちょっとだけヨコ溝があります。この程度では、効果が薄いです。
黒(柔らかめ)とグレー(固め)の強度の異なるアウトソールを組み合わせることで、前足部の曲がりやすさを出しています。
拇趾球と小趾球もパーツが分かれることで動きに対応できるようにしてます。
中足部、後足部は、グレーの固いアウトソールの割合が増えて固くしています。

左側のシューズもトレランシューズなので、細かいパーツの貼り合わせはやっていません。
前足部には、アウトソールに穴が空けてあり、曲がりやすくなっています。
ミッドソールが2種類になっていて、前足部は曲がりやすい素材を使用し、中足部、後足部は固いミッドソールにしてねじれと曲がりにくさを出しています。
シューズ裏の性能だけなら右側のシューズが最もいいですが、トレイルと言う使用状況を考えれば、中央と左側のシューズは十分に性能を発揮しています。
トレランシューズは、全般的に足に合わせにくく、通気性、軽量性、クッション性を犠牲にせざるを得ないので仕方がないです。
トレランシューズの方が、走りやすく足に合うシューズを見つけるのが難しくなります。

このトレランシューズのヒモは、特徴があります。
トレランのヒモの結び方は、ランニングよりも重要になります。下りの動きに凄く影響します。
このシューズのヒモは、滑りやすい素材でできており、引っ張れば先端まで簡単にテンションが掛かるようになってます。
この構造であれば、シューズのヒモの知識が無くても、誰でも足に合わせて履くことが出来ます。
さらにヒモが通る輪っかは、平面的になってますので、シューズによるテンションが集中せず、全体に伝わるように出来ています。
これであれば、誰でもある程度なら履きこなせるので、素晴らしいと思います

トレランシューズの機能性もいいので、凄くいいトレランシューズだと思います。
では、このシューズをわたくしがトレラン大会で使うかと言うと、使わないです

ヒモのテンションが一本目も五本目も同じテンションになりますので、一本目のテンションで締めると、足首が締め付けられてしまい、足首を緩めると、一本目のテンションも下がってしまいます。
普段の練習くらいならほとんど問題ないのですが、トレラン大会の下りの動きには全く対応できないので、本番では履けないです。
でも、大会本番の下りの速さは、人によって全く違うので、そこら辺は自分の走力によって選ぶことになります。
いままでのポイントをまとめると。
・ヒモの位置と構造、材質。
・指の部分の幅。
・ヒモの補強の入れ方。
・前足部の曲がりやすさ。
・踵のホールド性(固さ)、フィット性。
・中足部と後足部の固さ。
・クッション性。
・グリップ性。
・耐久性。
・通気性。
・軽量性。
これらは、見た目でも分かる事なので、シューズ選びがやりやすくなります

余談ですが、右側のランニングシューズは、本当によく考えて、研究して、手間暇とコストを惜しまず、丁寧に作ってあり、本当にいいシューズだと思います。
初心者用のシューズですが、初心者のことをよく考えたシューズです


赤い矢印で示した生地は、二重構造になっていて、内張りは細かい柔らかい素材で作り、毛細管現象を起こすようにしています。
つまり生地が積極的に汗を吸い出すようにしています。
外張りの生地は六角形の格子状の生地を使用し、通気性が高く強度も出しています。
快適性だけでなく、マメが出来ないようにしてくれています。
一枚の生地では、このようなことは出来ないので、細かいところまで工夫してます。
青い矢印の所のヒモ穴のパーツが分かれますが、反対側は分かれてません。
緑の矢印の所の補強の生地も、反対側は違う生地を使っています。

初心者ランナーは、足が内側に入りやすい為、その動きを抑えるために、固く強くしています。
一方反対側の小趾球側は、足の動きに密着させるように、補強素材も変えて、ヒモの穴のパーツも分けるなど、動きに柔軟に対応できる様にしています。
凄いシューズです

まだ足のサイズ合わせやってないね

次回は、足の計測と試し履きの仕方です。